■令和6年度 全国中学校体育大会(水泳の部)
3連覇・2冠を達成!
油井美波(ゆいみなみ)さん(伊奈中学校3年生)
8月17日~19日で全国中学校体育大会(水泳の部)が行われ、伊奈中学校の油井美波さんが200m自由形で3連覇、今大会200m・100m自由形で2冠という大変素晴らしい結果を収めました。
そこで、当時の心境や今後の目標について、お話を伺いました。
ー水泳との出会いや魅力について教えてください
スクールのベビークラスで、1歳前くらいから水泳を始めました。陸とは少し違い、左右バランスをとってしっかり全身を動かさなければいけないため、速く泳ぐ方法を研究できることが魅力です。
ー1日どのくらい練習をしますか
平日は、2時間くらい、土日は朝と午後の2回練習しています。持久力をつけたいときは、長い距離を泳ぎ、大会前は疲れを残さないように質を高めるなど、練習を使い分けています。泳ぐ以外にも、筋トレやランニングをすることもあります。
ー競技をするうえで、心がけていることはありますか
自分のペースでレースに臨めるように、気持ちをコントロールすることを大切にしています。また、練習ができないと感覚が悪くなり、自信がなくなってしまうこともあるため、体調管理は普段から心がけています。
ー中学生最後の大会として、どのような気持ちで臨みましたか
1年生から、2冠3連覇を目標にやってきましたが、2年生まで2冠を達成することができず、今回がラストチャンスと思い、日々の練習に取り組んでいました。
ー3連覇、2冠を達成したとき、どんな気持ちでしたか
3年間の目標をしっかり達成することができ、今までの頑張りが無駄ではなかったと感じ、すごく嬉しかったですし、これからも頑張っていこうと思いました。
ー目標にしている選手はいますか
池江璃花子選手です。泳ぎだけでなく、闘病から再び日本のトップへ上り詰めた精神力も尊敬しています。
ー今後の目標を教えてください
今の同じ世代のトップをしっかり守り続け、これからは日本のトップとして戦っていけるように、くらいついて頑張っていきます。最終的には、世界でも戦える選手になりたいです。
ー『広報いな』をご覧の皆さまへメッセージをお願いします
今までもいろいろな方に支えていただいて、頑張ってこれました。自分よりも速い選手にくらいつき、トップに立ち続けることを目標に頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします。
■伊奈中学校吹奏楽部
第24回東日本学校吹奏楽大会 金賞受賞!
9月14日、所沢市民文化センターで西関東吹奏楽コンクールが行われ、埼玉県代表として挑んだ伊奈中学校の吹奏楽部が初出場にして見事「金賞」を受賞しました。さらに、10月12日、西関東代表として出場した東日本学校吹奏楽大会でも「金賞」という大変素晴らしい結果を収めました。
そこで、当時の心境や今後について、3年生部長の田坂楓さん(テナーサックス)、副部長の岡野心香さん(アルトサックス)、2年生部長の山下音彩さん(ユーフォニアム)にお話を伺いました。
ー吹奏楽部の構成を教えてください
田坂さん 3年生が9人、2年生が11人、1年生が7人の27人で、中学校から吹奏楽を始めた部員ばかりです。平日は1時間程度、土日は3時間、合奏練習をしています。それ以外は、家や公民館などで自主練習をしています。レッスンに通っている部員もいます。
ー練習で苦労したことはありますか
岡野さん 音程がぶれないようにするため、一定時間音をまっすぐ伸ばす練習が最初は大変でした。そのため、部活でも筋力トレーニングなどを行っています。
ー東日本学校吹奏楽大会で「金賞」を受賞したときの心境を教えてください
岡野さん 3年生最後の大会で金賞が取れ、本当に嬉しく、同時に安心しました。
山下さん 初出場で金賞が取れ、すごく嬉しい気持ちと、新部長として、来年も東日本で金賞を取らなければというプレッシャーを感じました。
ー演奏中に大切にしていることはありますか
田坂さん 曲中の自分の役割によって、音量を変えることや曲の雰囲気・風景を考えながら吹くことを大切にしています。
山下さん 音を響かせることです。あとは人数が多いのでチームワーク(団結力)を大切にしています。
ー学業との両立はいかがですか
岡野さん 部活も勉強も大切にしたかったので、部活ができないときは、家で練習し、勉強は部活から帰った後にスキマ時間を活用して取り組んでいました。
ー後輩へメッセージをお願いします
田坂さん 東日本に行けることを当たり前と思わず、周りの応援してくれる方々に感謝し、来年以降も東日本に行けるよう、頑張ってほしいです。
ー今後の目標を教えてください
山下さん 先輩方などからの期待に応えられるよう、日ごろからたくさん練習をし、来年も東日本で金賞をとりたいです。
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