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埼玉県伊奈町

■小針北小学校バラ推進プロジェクト
小針北小学校では、6年生の総合的な学習の時間として「バラマイスターを目指そう!」という取り組みを行っています。校舎ウッドデッキにある通称「バラコニー」でバラを栽培、また多くの方にバラの魅力を発信することを目的に「小針北小バラまつり」も開催。まつりで披露したプレゼンは、文部科学省後援の『第5回スタートアップJr.アワード2023』で一次審査を通過しました。今回は、プロジェクト実行委員を代表して、櫻井結心(さくらいゆみ)さんと菊地夏都(きくちなつ)さんにお話を伺いました。

――バラを育てようと思ったきっかけは?
櫻井さん 「私たちの学校を花でいっぱいにしたい!」という気持ちがきっかけです。育てながらまちづくりにも協力したかったので、バラを育てはじめました。

――バラを育てるうえで大変だったことは?
菊地さん バラが病気にかかった時や、つぼみが虫に食べられてしまった時の対処法です。調べたことや、バラマスターズの皆さんに教わったことを活かしてお世話をしました。また、夏休み中は自動水やりマシーン(※)で水をあげて、バラの管理を工夫しました。
※ホースに穴を開けて高い場所から水を出し、その穴から時間になると水が出る装置。

――育てたバラはその後どうしましたか?
櫻井さん バラの花びらは、ポプリやキーホルダーにして、小針北小バラまつりを開催した時に販売しました。他のバラは、今でも毎日お世話を続けています。

――バラを育ててみての感想は?
櫻井さん 思ったより種類があって、とても美しいことを実感できました。低学年の子にバラを見せた時に「きれい」「かわいい」と言ってもらえて、見る人に感動を与えてくれる花だなと思いました。

――「小針北小バラまつり」を行ったきっかけは?
菊地さん 地域の方や保護者、他の学年の人たちにバラの良さを広めたいと思ったからです。2時間やったのですが、なんと600人もの方に来ていただきました。

――イベントではどういうことをしましたか?
櫻井さん バラにまつわるクイズやバラの押し花のしおりがもらえるスタンプラリーをしました。また、バラの展示や制作したCMの放映をはじめ、私たちの活動のプレゼンテーションをしました。

――CMを作ってみてどうでしたか?
菊地さん バラの良さを、地域の方や保護者、他の学年など、たくさんの方に伝えたくてCMを作りました。最初は難しそうだと思ったけれど、先生が教えてくださったので完成させることができました。皆さんに観てもらったときは達成感がありました。

――今後、どんな活動をプロジェクトに期待しますか?
菊地さん 小針北小バラまつりをもっと大きな祭りにして、もっとたくさんの人にバラの良さを広めていきたいです。

――町民の皆さまにメッセージをお願いします。
櫻井さん バラは、暑さや寒さにも耐えることができ、長生きです。そして、とても美しい花を咲かせてくれます。ぜひ、町民の皆さんもバラを育ててみてください。
菊地さん 私たちは、バラの良さを広めるためにこの活動を行っています。皆さんも、バラとともに笑顔を咲かせていきましょう。

右記のホームページでは、実行委員制作のCMや、小針北小バラまつりまでの取り組みを紹介した『月刊バラコニー』などを掲載しています。ぜひ、ご覧ください♪

※二次元コードは、本紙をご覧ください。

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