7月22日・23日に福島県南会津町で開催された「会津田島祇園祭」に、初めて参加させていただきました。伊奈町も特産品である日本酒「伊奈備前守忠次」や梨ワイン「乙女の香り」などの販売を行い、PRに努めてまいりました。
南会津町は、平成18年に旧田島町・舘岩村・伊南村・南郷村の4町村が合併して誕生しました。当時の伊南村(いなむら)と、「いな」つながりで、平成6年に県民活動総合センターで開催した「全国いな街づくりフォーラム」から、30年のお付き合いが続いています。
秋には「伊南川あゆまつり」が開催され、名産である天然鮎や会津そばが絶品で、毎年楽しみにしているイベントであります。伊奈町からも観光協会の皆さんが、町の特産品の販売などで参加しております。
今回参加させていただいた祇園祭は、旧田島町で800年以上も続いており、日本三大祇園祭の一つにも数えられるお祭りです。
1日目に行われた「屋台運行」では、縦横が大きい山車に、子どもたちが乗り、大人が引いて町を回ります。子どもたちの掛け声とともに4台の山車が引き回され、祭りは夜まで続きました。2日目には、このお祭り最大のイベントで、日本一の花嫁行列とも言われている「七行器行列(ななほかい)」が、朝7時半ごろから開催され、多くの人々で賑わいました。
800年以上も続いているこの祇園祭も人口減少とともに、後継者不足が深刻で課題は多いと、南会津町の渡部町長は話していました。
伊奈町と南会津町は、令和5年5月13日に「伊奈町と南会津町との災害時における相互応援に関する協定」を締結しました。この協定は、伊奈町と南会津町のいずれかの地域で、地震や風水害などの大規模な災害が発生した際に、相互に各種応援活動を行うことを目的としています。
今後もさまざまな交流を通して、お互いに素晴らしい町にしていけるよう、協力していきたいと考えております。
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