文字サイズ
自治体の皆さまへ

町長コラム 清のひとこと 大島清 みんなでごみを減らそう

4/54

埼玉県伊奈町

私たちの日常の生活の中で、ごみは必ず出ます。商品の包装もまだまだ過剰で、もう少し節約しても良いのではと思うところが随分あります。
しかし、一人ひとりの心がけ次第で、ごみの量を減らすことができます。私は食事を残さず完食することにしています。残ると可燃ごみとして処理しなければなりません。また、買い物に出かけるときは、必ずエコバックを持っていきます。ごみの量を減らすとともに脱炭素社会に対応することが、地球を守ることにもつながると思うので、当然のことかもしれません。
町のクリーンセンターは、平成元年に建設され36年が経過し、ごみを焼却する2つの焼却炉も老朽化が激しく、毎年、焼却炉を修復するための予算が必要でありました。焼却炉は毎日800度以上で燃え続けてきましたので、傷むのも当然かもしれませんが、燃やすごみの減量による延命効果は大なるものがあると思います。
町全体から出るごみの量は、年間約13,000トンで、一日一人当たり約780グラムにもなります。例えば、隣の上尾市は、約650グラムなので130グラム伊奈町の方が多い状況です。一人ひとりがごみの減量に気を遣い意識していくことが大事であると思います。
私が、草や庭木を刈ったときは、一週間ほど乾燥させてからビニール袋に入れ、可燃ごみの日に集積所に持っていきます。乾燥させることで重量が半分以下になり、燃焼効率も格段に上がり、焼却炉の傷みも少しは抑えることができると信じているからです。
さて、一昨年の4月に上尾伊奈資源循環組合が発足し、両市町で新たなごみ処理施設を建設するために事業を進めています。これから具体的な事業計画が提案されますが、ごみ減量の効果は、規模や予算など、あらゆる面に影響が出てきますので、皆さんでごみの減量に取り組みましょう。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU