自転車競技「BMX」で世界を目指す
BMXフラットランドライダー 河内 銀成さん
○プロフィール
武蔵中学校3年生。幼い頃から自転車が好きで、自転車競技(BMX)を習い始める。
BMXフラットランド全日本選手権(中学生の部)で2連覇を達成。
今年からはプロのクラスに出場している。
※「フラットランド」は自転車とともに回転したり、タイヤの上でバランスをとったりといった芸術性の高いトリックを競い合う競技。
小さいときに動画を見て「かっこいい」と思ったことがBMXを始めたきっかけです。スクールに通うようになり、そこで出会ったプロの先生に憧れて、「先生のようになりたい」と頑張ってきました。
大会デビューは小学1年生の時。緊張しすぎて練習してきた技を忘れたこともありました。その後、2021年と22年にBMXフラットランド全日本選手権の中学生の部で優勝しました。
毎日帰宅後に家の前で練習しています。難易度の高い技を決められなくて悔しいという気持ちから、たまに辛いと思うことがありますが、繰り返し練習して技が成功できた時の達成感がすごいので、それが楽しくて続けています。
今年からプロクラスに転向しました。中学生の部とは空気が全然違いました。まだ上位には入れませんが、全日本選手権の出場権を獲得できました。自分の持っている技を全部成功させて、いい結果を残したいと思っています。
いまスクールでキッズライダーにBMXを教えています。教えた子が「できた」って報告に来てくれると嬉しいです。
夢はBMXのプロライダー。自分が活躍することで、多くの人にBMXという競技を知ってもらいたいです。
〔インタビュー動画の二次元コードは本紙またはPDF版をご覧ください〕
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