「入間市スポーツ振興まちづくり条例」の制定から1年経過した今、条例により「する」だけでなく「観る」「応援する」といった多様なスポーツ活動を通じて変革した「入間市のスポーツによるまちづくり」を特集します。
■入間市スポーツ振興まちづくり条例とは…?
これまでも、入間市スポーツ協会をはじめとするスポーツ関連団体等の絶え間ない活動により、数多くのスポーツ選手が育ち、市民に夢や希望を与えてくれています。近年、従来のスポーツに加えて、新しいスポーツにおいても活躍する選手が市で育ち、さまざまなスポーツ文化が発展しています。
さらに、多種多様なスポーツ関連活動を応援・支援することでスポーツ環境を向上させ、市民の健康、活気あふれるまちの実現を目的に、令和5年10月に「入間市スポーツ振興まちづくり条例」を制定しました。
■この1年の振り返り
条例制定をきっかけとして、さまざまな事業を展開しました。
▼条例制定記念イベント
令和5年10月7日に彩の森入間公園において、「自転車活用まちづくり条例andスポーツ振興まちづくり条例制定記念イベント」を開催しました。
BMX体験やストライダーのタイムアタック、ボルダリング体験、自転車シミュレーター、モルックなど、子どもから大人まで多くの方に参加いただきました。
また、本イベント内にて、8人のアスリートと1つのチームに入間市スポーツアンバサダーを委嘱しました。
▼入間市駅伝競走大会・彩の森クロスカントリー大会
条例制定記念として位置付けた、第57回入間市駅伝競走大会・第37回彩の森クロスカントリー大会では、市の特産物を使用した賞品、地元企業による協賛や協力等、大会の魅力アップを図りました。
また、スポーツアンバサダーである佐藤拳太郎さん、武石初音さん、レオナ・ぺタスさんがそれぞれ大会スターター・プレゼンターとして活躍しました。
○入間市スポーツアンバサダーの紹介 ※敬称略
((1)競技 (2)主な経歴)
・小田島 理恵
(1)車いすバスケットボール
(2)東京2020パラリンピック 6位入賞
・加藤 虎於奈
(1)K-1
(2)第8代K-1Krushウェルター級王者
・河内 銀成
(1)BMXフラットランド
(2)第7回全日本BMXフリースタイル選手権フラットランド男子エリートクラス 8位入賞
・佐藤 拳太郎
(1)陸上競技
(2)パリ2024オリンピック400m日本代表4×400mリレー6位入賞
・園部 日向/ひゅーが
(1)eスポーツ(eFootball)
(2)eJリーグ2022東京ヴェルディPlayStation部門代表決定戦 優勝
・武石 初音
(1)スポーツクライミング
(2)燃ゆる感動かごしま国体 4位入賞
・栃武蔵
(1)大相撲
(2)2022年9月場所十両優勝
・レオナ・ペタス(加藤 玲於奈)
(1)K-1
(2)第5代K-1スーパーフェザー級王者
・ACアルマレッザ入間
(1)サッカー
(2)第57回関東社会人サッカー大会出場
▼スポーツ推進計画策定
入間市スポーツ振興まちづくり条例が目指す、スポーツ振興によるまちづくりを計画的に推進するために、令和6年3月に「第2期入間市スポーツ推進計画」を策定しました。
○基本理念
「スポーツがつくる健康で活気あふれるまちいるま」
競技スポーツからレクリエーション、eスポーツまで幅広くスポーツに親しみ、スポーツを「する」だけでなく「観る」「支える又は応援する」という様々な参画を通じて、全ての市民が健康で活気あふれるまちの実現を目指します。
○基本目標
目標1「誰もがスポーツに親しめる機会の充実」
目標2「スポーツ活動を支える環境の整備」
目標3「スポーツ振興によるまちづくりの推進」
○成果指標
「週1回以上のスポーツ実施率(成人)60%以上(R13年度)」
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