〔特集〕みんなで知ろう! 入間市の家計簿(2)

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■令和5年度に実施した主な事業
▼民生費
○公立保育所整備事業　2,449万1千円
西武中央保育所の長寿命化のための改修工事(主なもの：屋上防水、床修繕、医務室設置等)を実施し、保育環境の整備・改善を行いました。公共施設マネジメント事業計画を基に保育施設の統合・新設等を実施し、今後の児童減少への対応や施設維持管理経費の適正化を図るため、(仮称)金子保育所用地の購入を完了しました。

○ヤングケアラー支援事業　92万6千円
ヤングケアラー支援条例に基づき、チラシや児童・生徒向けの動画作成、出前講座を通して普及啓発活動を実施しました。ヤングケアラー家庭にヘルパー派遣事業を実施し、負担軽減を図りました。

○生活困窮者自立支援事業　5,889万5千円
生活困窮者の自立の促進を図るため、生活困窮者が抱える多様で複合的な問題について相談に応じ、必要な情報提供および助言を行うとともに、自立支援計画を策定し、関係機関との調整等を行いました。生活困窮者の自立と尊厳の確保を図るための相談窓口として包括的、継続的な支援を行うことができました。

○学童保育事業　1億1,610万1千円
子ども・子育て支援交付金等を活用し、民間学童保育室への運営費補助を行うことで、安定した施設運営と子ども・子育て支援の着実な推進を図ることができました。なお、民間事業者が令和5年4月から西武小学校区内に学童保育室を開設したことにより、同学校区域内の待機児童を減少させることができました。

▼総務費
○新庁舎等整備事業　1億9,635万円
本庁舎の耐震化のため、耐震性能が不足しているA・B棟は敷地内に新庁舎を整備のうえ除却し、C棟は改修を行い、引き続き活用することとして事業を進めてきました。令和5年度は主に基本設計に取り組み、平面・立面計画等をまとめました。現在は実施設計を進めており、完了後に新庁舎棟の建設工事に着手します。

○管理運営費(地区センター)　2億6,077万7千円
支所機能、自治振興支援機能や公民館の役割等6つの機能を備えた地区センターを市内9地区に開設しました。地域コミュニティの拠点施設としての役割を果たしていくため、屋上防水等の改修工事や施設・設備の適正な維持管理を行うとともに、各種市民サービスの提供を行いました。

○交通対策事業　2,589万5千円
市民が安心して日常生活を送ることができる、交通事故のないまちを目指し、放置自転車対策や交通安全施設整備等を行いました。また、令和5年9月の「自転車活用まちづくり条例」制定に合わせて、10月からは自転車用ヘルメット購入費補助金の交付を開始し、努力義務化された自転車用ヘルメットの着用促進に取り組みました。

○市民相談事業　406万2千円
専門相談、消費生活相談は、令和5年4月より総合相談支援室内で実施しています。これにより、くらしの相談、福祉の相談、専門相談、消費生活相談が1カ所に集約され、複雑化・多様化する問題や悩みごとに対し、多岐にわたる相談機能を発揮し、適切に対応することができました。

▼教育費
○小・中学校施設整備事業　3億6,790万7千円
小・中学校の施設整備として、東町小学校および上藤沢中学校の校舎外壁等改修工事や藤沢東小学校の屋内運動場共用便所改修等工事、中学校11校の職員便所大便器改修工事等を実施し、教育環境の改善と学校施設の安全性の確保を図りました。

○地区体育館等改修事業　9,209万円
武道館・弓道場改修工事は、令和5年10月から令和6年12月までの14カ月の工期を要することから、2カ年の継続事業で、施設の長寿命化および非構造部材耐震化等の工事を行っています。公共施設マネジメント事業計画に基づき、地区体育館・武道館・弓道場の長寿命化を図る改修を計画的に実施しています。

○学校給食費保護者負担軽減事業　2億4,287万5千円
物価高騰の影響を受ける子育て世帯への支援として、学校給食費およびアレルギー等で弁当を持参している児童・生徒の世帯へ、給食費相当額をそれぞれ6カ月分補助しました。6カ月合計で、中学生265,992食、小学生542,080食分の給食費と、中学校お弁当持参者36人、小学校お弁当持参者112人分の給食費相当額を補助しました。

○社会体育振興事業費　251万4千円
令和5年10月に入間市スポーツ振興まちづくり条例を制定したことに伴い、条例制定記念イベントを開催し、条例の周知を図りました。また、生涯にわたりスポーツを楽しみ、実践する市民を増やすことを目的として、各種スポーツ大会や教室等の実施、優秀な成績を収めた選手や団体へ奨励金を交付し、市民のスポーツ機会の充実に努めました。