エネルギーの地産地消を推進する企業を設立
地域新電力「いるまeーMIRAI株式会社」代表取締役 金坂 良一さん
○プロフィール
入間市内の企業「カネパッケージ」代表取締役社長。環境事業に精通し、環境を良くするビジネスを展開。グローバル環境賞、経営者環境力大賞、ecoアワード2012優秀賞、勇気ある経営者大賞優秀賞、TAMAブランド企業大賞、環境大臣賞国際貢献部門、地球環境大賞など多くの受賞歴を持つ。
「いるまe-MIRAI」という名前は「IRUMA」の「U(憂い)」を取って「I(愛情)」をつけ、並び変えると「MIRAI(未来)」に変化すること、そして「いい未来(e-MIRAI)」に変えていきたいという意味で名づけました。
ゼロカーボンシティの実現に向けた「入間市ゼロカーボン協議会」で、地域でエネルギーを生み出したいという声が上がりました。そこで、入間市を代表する未来牽引企業(入間ガス・テラダイ・奥井組・カネパッケージ)と金融団の6行が集まり、地域新電力を生み出す企業を立ち上げました。
入間市は日照時間が長く、自然が豊かな地域です。化石燃料や原子力を使わずに、太陽光発電によるクリーンなエネルギーを供給するため、入間市と包括協定を結びました。今後は市内の公共施設に太陽光パネルを設置し、将来的には地元企業の屋根や茶畑の空き農地で太陽光発電をしていく予定です。
会社を立ち上げましたが、私たちが主役ではなく入間市の住民をサポートする縁の下の力持ちになれるような会社にしていきたい。入間市にある素晴らしい自然環境を私たちの手で未来のこどもたちのために残し、豊かに過ごせるような、社会の一助になればと思っています。
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