■投資・副業を勧められたら要注意!
▽事例1
マッチングアプリで知り合った女性から「儲かるサイドビジネスがある」と勧められ、セミナーに同行した。セミナーの後、ビジネススクールの受講契約とタブレットの購入契約で合計42万9千円の勧誘を受けた。お金がないと伝えると、消費者金融で借りるよう強く促され、借りて支払った。その後、解約したくなったが女性と連絡が取れない。
▽事例2
マッチングアプリで知り合った男性とメッセージアプリでやり取りしたところ、男性から「私の叔父の指示どおりに操作すれば100パーセント利益が出る」と言われ、指示どおりに投資のプラットフォームに登録し、指定された銀行口座に10万円送金した。翌日、利益とともに約12万円が自分の口座に入っていて、本当に儲かるのだと思った。その後、さまざまな名目で請求され、その都度、指定された異なる口座に合計102万円を送金したが、一向に入金がない。
マッチングアプリなどは、そのサービスを利用して婚活・結婚する人が増えるなど、真剣な出会いの場として存在感を高めていますが、詐欺的な目的を持った利用者が紛れ込んでいることもあります。
▽消費者へのアドバイス
(1)マッチングアプリなどで知り合った相手の本人確認は難しく、振り込んだお金を取り戻すことは極めて困難です。意に沿わない副業や投資を勧められたらキッパリ断り、連絡を絶ちましょう。
(2)「被害回復をします」という団体にも注意してください。不要かつ高額な依頼料などを支払うことになる恐れがあります。
困った時は、すぐに市や県の消費生活相談窓口に相談しましょう。
問合せ:
八潮市消費生活センター(受付は商工観光課)【電話】内線336
埼玉県消費生活支援センター川口【電話】048-261-0999
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