障害者週間は、障がいのある方への社会参加を推進し、理解と認識を深めるための週間です。障がいのある方は、日常生活の場面で不自由を感じることがありますが、周囲の配慮などがあれば自立の幅が広がります。障がいについて正しく理解し、私たちにできる支援について考えてみましょう。
■高次脳機能障(こうじのうきのうしょうがい)を知っていますか
高次脳機能障がいとは、脳梗塞(こうそく)や脳出血などの病気や交通事故などの外傷により、脳の一部が傷つけられることで、記憶や思考、感情などの脳の働きに支障が現れる障がいです。周りから気づかれにくいため、「見えにくい障がい」といわれています。
●こんな症状が現れることがあります
▽記憶障がい
・過去の出来事が思い出せない
・新たな出来事を覚えられない
▽注意障がい
・ミスが多い
・気が散りやすい
▽社会的行動障がい
・突然怒り出す
・意欲がない
・人の気持ちを推し量れない
▽遂行機能障がい
・計画的に仕事や物事が処理できない
・約束の時間に間に合わない
・行き当たりばったりの行動をとる
●相談窓口
▽市内の相談窓口
・障がい者総合相談窓口コネクト【電話】951-1616
・生活支援センターあけぼの【電話】998-0852
▽埼玉県の総合相談窓口
・埼玉県高次脳機能障害者支援センター(県総合リハビリテーションセンター内)【電話】048-781-2236
詳しくは、市ホームページをご覧ください。
問合せ:障がい福祉課
【電話】内線473
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