江戸時代から継承されてきた民俗芸能の獅子舞が、今年も地域の厄除けや雨ごいを祈願して夏の祭礼に奉納されます。
■大瀬の獅子舞(県指定無形民俗文化財)
3頭の親子獅子が富士浅間神社参拝の道中に起きるさまざまな苦難を乗り越えていく姿が描かれます。太刀や弓などさまざまな道具を使う舞いが12庭継承されており、各日、8庭ほど披露される予定です。
7月28日(日)には、悪霊退散や家内安全を願って大瀬地区を練り歩く祈祷獅子も行われます。
日時:7月6日(土)・7日(日)午前10時ごろ~午後8時ごろ
場所:大瀬氷川神社・浅間神社
■二丁目の獅子舞(市指定無形民俗文化財)
明暦元年(1655年)ごろに水難除けのため、獅子舞を奉納したのが始まりと伝わります。16年ぶりに獅子頭と角の塗り直しが行われ、今年はそのお披露目になります。5つの舞いが奉納され、舞の中で歌い手が獅子を扇ぎながら歌う「ハイチ」や、獅子の祭礼を祝って謡を歌う「場謡(ばうたい)」など、古式にのっとった祭礼が継承されています。
日時:7月21日(日)午前9時30分ごろ~午後8時ごろ
場所:二丁目氷川神社
問合せ:資料館
【電話】997-6666
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