■”加須で登る”カラフルな壁
東京2020オリンピックで正式競技に採用されたスポーツクライミング。スケートボードなどとともに、都市を舞台に音楽やファッションも楽しむアーバンスポーツとして親しまれています。色鮮やかなホールドをつかみ、壁を登っていく姿には、目を奪われます。
その起源は、1950年代後半に生まれたフリークライミングといわれています。人工的な手段を使わず、自らの体のみで岩に挑むフリークライミングから、高い安全性を確保したうえで、より困難なルートを登るスタイルとしてのスポーツクライミングが確立されました。
加須市は、スポーツクライミングが楽しめる「クライミングのまち」。その象徴〝加須こいのぼりクライミングウォール”が設置された加須市民体育館では、これまで3回ワールドカップが開催され、毎年12月に行われる全国高等学校選抜クライミング選手権大会などの舞台にもなっています。
そんな数々の熱戦を生んだ壁のカラフルなホールドをつかみ、体ひとつで登る感覚を、あなたも体験してみませんか?
※「後期スポーツクライミング教室」を開催します。詳しくは、38ページをご覧ください。
○加須こいのぼりクライミングウォール(平成12年3月完成・平成27年9月改修)
・リード壁
3分割電動可変式 幅4m×高さ13m×2面
2分割電動可変式 幅4m×高さ12m×2面
・ボルダー壁(練習壁)
手動可変式 幅5m×高さ3.6m×1面
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