大越地区の利根川堤防上にある加須未来館に行ったことはありますか?半円形のコンクリート外観と川側の全面ガラスなどがモダンなランドマーク的建物です。
こどもたちの科学や宇宙への夢を育む施設と都市と農村の交流を図る施設の複合施設で、文部科学省と農林水産省の補助を得て2001年に開館しました。館内にはプラネタリウムや宇宙服の展示、さまざまな体験遊具、天体観測室、大型映像装置、調理実習室などがあります。
開館以来毎年約10万人が来館していましたが、令和2年にコロナ禍で激減し、今も半分にも戻っていません。開館から23年経ち展示品や体験遊具が古くなり、故障が多いこともその理由のひとつです。
そこで、今リニューアルを検討中ですが、その財源確保のため展示品の目玉であるロシア製宇宙服を売却も覚悟して「開運!なんでも鑑定団」に応募しました。9月17日に放送されたのでご覧になった方も多いのではないでしょうか。スタジオでの司会者とのやり取りで宇宙服のみならずさまざまな加須市のPRも行いました。鑑定結果の発表の時にはやはりドキドキしましたが、結果、本物であること、由来や希少性には高い価値があること、金銭的価値は購入時の2.6倍であることなどが分かり、スタジオはもとより市内や日本中の視聴者が湧きました。
また、最近、もっと加須らしい館内サインを!と市内の美大生から具体的なデザインのアイデアを提案いただきました。
市民の皆さんからのご意見も今回の鑑定結果も、加須未来館のリニューアルに生かしてまいります。
こどもたちの科学と宇宙への夢を育もう!
加須市長 角田守良
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