■01 加須のITSUZAI
○日々の稽古が拓く未来
野澤功(いさお)さん
平成6年12月生まれ。加須市出身。
3歳から空手を習い始める。
平成24年、高校3年で「WKO空手ワールドカップ」に日本代表として出場。
令和6年5月に出場した「全関東空手道選手権大会(上級クラス 中量級)」で優勝し、12年ぶりに日本代表として「WKO空手ワールドカップ」への出場権を得る。
現在は、鍼灸師・柔道整復師の資格を取得し、鍼灸院mondoを開業して往診治療の仕事をする傍ら、富士見市にある大場道場のチームトレーナーとして活動。
大学卒業のタイミングで、高校時代に出場した空手ワールドカップが縁で知り合った空手家の方に声をかけていただき、その方が師範となり立ち上げた道場に所属しました。現在は、稽古に励みつつチームトレーナーとして道場生のサポートも行っています。
3年前、4年に一度のワールドカップにもう一度出場するという目標を掲げ、重量級から中量級に階級を落とす決断をしました。同時に戦い方も見直し、重量級で培った打たれ強さと、自分が得意とする確実に攻撃を当てていくスタイルを組み合わせた戦い方を確立しました。また、鍼灸師としての仕事やチームトレーナーの活動が増える中、限られた時間の中でも成長できるよう、試合前には相手選手を分析し、試合後は動画を見返して稽古に生かす、という流れを徹底し、稽古の質を高めていきました。
この積み重ねが功を奏し、今年5月、ワールドカップの選考を兼ねた全関東空手道選手権大会で優勝。目標としていたワールドカップの舞台に再び立つ権利を得ました。年齢的にも今回が最後のチャンスだと思っているので、優勝を目指して全力で戦いたいです。
将来、第一線を退いた後、現在所属している大場道場の支部を持つという夢があります。3歳から始めた空手は、多くの出会いと精神的な成長を与えてくれました。そして、今度は自分がこの経験を次の世代へ伝えていく番だと感じています。私を育ててくれた空手に少しでも恩返しができるよう、一歩ずつ夢に向かって歩み続けます。
■02 あったかぞく
○ぼくの大切な家ぞく
古川将(まさし)さんご家族
紹介者:聖真(しょうま)さん(小学3年生)
※作文は、本紙19ページをご覧ください。
■03 なかまとともに
○個性を光らせて
不動岡生花(せいか)クラブ
講師:江原政子さん
私たちは、旧不動岡公民館ができた年、昭和52 年に発足した、歴史あるクラブです。お花を身の回りに置いたり、近くに感じながら生活したい、そんなお花好きな人たちが集まっています。
アレンジとは違い、少ない花材で豪華なお花を生けられるのが生花の魅力です。毎回、お花屋さんが季節のお花を選んでくれるので、お稽古でいろいろな花材を経験できるのがとても楽しいです。
私たちのクラブでは、全員が同じ花材を使いますが、完成する作品は人によって全然違います。ひとりでやると形が決まってしまいますが、みんなで集まることで刺激が生まれ、それぞれの個性、良さが出るのだと思います。
現在は、人数が少ない中で活動していますが、これからも楽しく、にぎやかに活動していきたいです。初心者の方も歓迎しています。お気軽にご連絡ください。
不動岡生花クラブ
活動日時:第2・4水曜日13時30分~15時30分(1月、8月は休み)
活動場所:不動岡コミュニティセンター
問合せ:吉田さん
【電話】090-9845-1847
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