令和5年度 一般会計補正予算

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令和6年2月補正予算は、令和5年度決算見込みを踏まえ、不用と見込まれる予算を減額する他、物価高騰の影響を受けている事業者支援や、保育士の負担軽減を図る市内民間保育所に対し、保育支援者の配置に対する補助金などを措置した一般会計補正予算(第9号)を編成しました。
そのうちの主な内容を紹介します。
※一般会計補正予算(第8号)は、低所得者支援および定額減税を補足する給付について、令和5年12月22日に国の予備費使用が閣議決定され、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金が増額されたことから、緊急に給付金を支給する補正予算を編成する必要が生じたため、令和6年1月22日に専決処分を行い、承認されました。

■物価高騰対策(第8号・第9号)
・低所得世帯に対する物価高騰対応支援給付金給付事業　5億1,527万3千円(第8号)
・定額減税調整給付事業　10億547万4千円(第8号)
物価高騰により厳しい状況にある生活者への支援として、「低所得世帯に対する物価高騰対応支援給付金」を支給します。
また、定額減税を十分に受けられないと見込まれる市民に対し、その差額を調整給付するための「定額減税調整給付金」を支給します。

・障がい者福祉管理事業　20万1千円(第9号)
・子育て支援センター事業　3万2千円(第9号)
・民間児童館助成事業　5万円(第9号)
・民間保育所助成事業　703万円(第9号)
・民間放課後児童健全育成事業　13万6千円(第9号)
国の電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金を使用する予定であった事業の減額に伴い生じた財源などを活用し、物価高騰などの影響を受けている民間の保育所・放課後児童クラブ・子育て支援施設、障がい者相談支援事業所などの運営継続のため、令和5年度2回目となる緊急の財政支援を行います。

■その他の経費(第9号)
・民間保育所助成事業　375万8千円
民間保育所における保育士の負担を軽減し、職場環境を整備するため、国・県の補助金を活用し、保育支援者の配置やICT化の推進、新型コロナウイルス感染症対策に要する費用を助成します。

・いじめ・不登校対策事業　328万6千円
・教育センター運営事業　15万5千円
不登校生徒の学びを継続するため、国の補助金を活用し、市内8中学校に校内教育支援センター(スペシャルサポートルーム)を整備するとともに、オンライン授業やタブレット学習を行うため、教育支援センターに拡大モニターなどを購入します。

・童謡のふる里おおとね農業創生センター管理運営事業　811万3千円
第2駐車場をアスファルト舗装します。また、敷地内の観光案内看板を修繕、駐車場案内看板を新設・修繕します。

・女子硬式野球振興事業　100万円
第25回記念全国高等学校女子硬式野球選抜大会の決勝戦が、前回大会と同様に東京ドームで開催されることに伴い、決勝戦開催費用の一部を支援します。

・公共施設等再整備基金事業　8億5,999万7千円
・財政調整基金・市債管理基金事業　23億6,800万3千円
前年度繰越金や令和5年度決算見込みを踏まえた補正(市税の上振れ、その他減額補正)により生じる財源などを、公共施設等再整備基金および財政調整基金へ積み立てます。
積み立てた基金は、その一部を令和6年度当初予算に活用し、残額は将来の財政需要に対応するために活用します。

■令和5年度決算見込みを踏まえた補正(第9号)
・歳入 市税の上振れ　4億8千万円
・歳出予算減額に伴う減額など　▲2億77,182千円
令和5年度において、上振れが見込まれる5つの市税(市民税、固定資産税、軽自動車税、市たばこ税、都市計画税)を増額するとともに、歳出予算の減額に伴う特定財源の歳入予算を減額などします。

・歳出　▲6億85,738千円
令和5年度において、取り組みが完了した事業や、取り組みが完了していない事業のうち不用額が500万円以上見込まれる事業、計139事業の予算を減額します。

問合せ：財政課
【電話】内線321・322・323