加須市出身 松山陸選手がパリ五輪日本代表に内定

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加須市出身の松山 陸選手が、パリオリンピック競泳男子リレー日本代表に内定しました。
松山選手が出場する競泳競技は、7月27日から8月4日にかけて行われます。

■競泳　背泳ぎ　松山陸(Matsuyama Riku)
2001年9月29日生まれ22歳、加須市出身・在住4歳から水泳を始める
騎西小学校、騎西中学校、春日部共栄高等学校、明治大学を経て、現在は(株)銀座千疋屋に所属
2024年3月17日から24日まで行われた国際大会代表選考会兼第33回オリンピック競技大会代表選考会100m背泳ぎで優勝し、パリ五輪競泳男子リレー日本代表に内定

「大会ではあまり緊張しません」。何よりも水泳が好きで、楽しむことを第一にしてきた松山選手。自分のレースができたときが一番幸せを感じる瞬間だという。
オリンピックを目指す気持ちが強くなったのは、半年後に大学卒業を控え、社会人になっても競泳を続ける覚悟を決めた昨年10月。気持ちが強まるにつれ練習レベルも一気に跳ね上がった。結果が伴ってくると楽しさも増し、成長も加速する。10月以降に出場した全ての大会で自己ベストを更新し続け、自信をもって臨んだ選考会でも、更に上回る記録でオリンピック出場権を獲得する。
「みんなが応援してくれて、嬉しそうにしていて、すごく嬉しい気持ちでいっぱいになりました」。夢の舞台の実感はまだない。「どんな大会でもいつもどおり楽しめればと思っているので、あまり実感がない方がいいのかな。個人出場を目指していたので、悔しい気持ちもありますが、小さい時からずっと憧れていた舞台の出場権を獲得でき、嬉しい気持ちもあります」。
「まだまだ世界のトップとは大きく差があるので、それを少しでも縮められるよう頑張ります。日本記録を目指しますが、一番大きな目標はメダルです」。
中学生の頃から目立つことが好きで、母校に掲げられた横断幕を見て「すごく嬉しかった」そう。6月末には渡欧し、そのままオリンピックに臨む松山選手。パリまで届く、大きなエールを加須市から送りたい。

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