■加須の茄子
夏野菜を代表する、みずみずしくて美味しいナス。
加須市で盛んに栽培され、収穫量は県内1位です。また、加須市騎西園芸組合員が栽培する「加須市騎西産の茄子」は、かぞブランドにも認定され、豊洲市場や上尾市場へ出荷されています。
ナスはインドが原産地で、日本へは中国などから伝わり、奈良時代ごろから食べられている野菜です。
水分が多いことから栄養が少ない野菜と思われがちですが、食物繊維、カリウム、葉酸などが含まれている上にカロリーも低く、ダイエットに適した野菜といえます。また、ナスの皮の紫色の部分にはポリフェノールの一種で、ナスニンという成分が含まれており、動脈硬化や高血圧の予防効果があるそうです。
4月から10月ごろまでと出荷時期が長く、煮る、焼く、炒める、揚げるなど調理のバリエーションも豊富。
収穫量県内1位を誇る加須のナス。加須自慢の話題のひとつにいかがでしょうか。
◇茄子の花は千に一つも無駄はない
咲いた花は全て実になって、無駄な花はないと昔からいわれてきました。実際は、梅雨時期など太陽があまり出ない日が続くと、実になる前に落ちてしまうことも多いそうです。
◇紫色の秘密は太陽!
人間が日焼けするように、ナスは太陽に当たると紫色になります。
なり始めた小さな実に黒い袋をかぶせて、太陽を遮ると白っぽいナスになります。
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