■01 加須のITSUZAI
○ボール一つで、どこでも、誰でも
數田(かずた)彩乃さん
平成7年生まれ、高知県高岡郡中土佐町出身。
小学1年生で野球を始める。令和4年2月にベースボール5に出会い、わずか半年後の同年8月に開催されたWBSCベースボール5アジアカップ(A杯)2022に出場し、準優勝に貢献。続く11月には、第1回WBSCベースボール5ワールドカップ(W杯)2022で準優勝に輝く。
令和6年4月に行われた第2回A杯2024では、初めてアジアの頂点に立ち、10月に行われる第2回W杯2024出場権を獲得する。
市内で活動するベースボール5チーム「5STARs」所属 右投げ右打ち/背番号1
ベースボール5(ファイブ)は、手打ち野球から考案されたスポーツで、フェアゾーンは18m四方と小さく、ゴムボールさえあれば、どこでもできます。男女混合の5人、5回制で行われ、基本的なルールは野球と同じですが、ピッチャーはいなく、バッターが手でトスを上げてボールを打ちます。2026年のユースオリンピックでは、公式種目となっています。
競技を始めたきっかけは、当時所属していた埼玉西武ライオンズ・レディースでチームメイトだった六角彩子選手。ベースボール5の選手でもあった六角さんに誘われて、練習に参加しました。自分でトスを上げて打つので簡単だと思ったら当たらない。気持ちが先走って、思い切り空振りしました。「自分でトスしているのに何でこんなに当たらないの」「もっと知りたい、うまくなりたい」と、とりこになりました。
一番記憶に残っているのは、2022年ワールドカップ準決勝のチャイニーズタイペイ戦です。直前のアジアカップ決勝で敗れた相手との再戦でした。最終セットまでもつれた試合は、選手それぞれが実力以上の力を発揮し勝利しました。その瞬間みんなで抱き合って、涙する選手もいました。それぐらい嬉しかった思い出です。
目標は、10月に行われるワールドカップでの優勝です。前回優勝したキューバは圧倒的な強さでしたが、今回の日本は世界一を狙えるメンバーがそろっています。
もう一つの目標は、世界を経験させてもらった者の使命として、ベースボール5の普及です。「体を動かすのって楽しんだよ」って、こどもたちに伝えたい。ベースボール5って、ボール一つでどこでも誰でも楽しめます。見ても楽しいですが、自分でプレーするともっと楽しいので、ぜひ体験してほしいですね。
■02 あったかぞく
○ぼくの家族と好きなこと
都丸拓也さんご家族
紹介者:太陽さん(小学3年生)
※作文は、本紙21ページをご覧ください。
■03 なかまとともに
○リズムにのせて、広がる笑顔
社交ダンス あひるの会
講師 西沢洋子(ようこ)さん
私たちは、今年4月に誕生したばかりの新しい社交ダンスサークルです。仲間たちと楽しく練習しながら、健康を維持し、友情を深めています。
社交ダンスは、近年室内スポーツとしても認知され、競技ダンスという名称でオリンピック種目外の大会「ワールドゲームズ」の競技にもなっています。マナーを重んじ、身体的・精神的な健康に多くの利点があり、姿勢の矯正にも役立ちます。また、パートナーとの協力を通じてコミュニケーションスキルが向上し、新しい友人をつくる機会も広がります。
音楽に合わせてステップやリズムに取り組むことは、脳の活性化につながります。記憶力や認知機能を刺激し、認知症の予防にも良いですよ。
新しいメンバーも募集中です。社交ダンス初心者も大歓迎ですので、興味がある方はお気軽にご連絡ください。
社交ダンス あひるの会
活動日時:土曜日 13時30分~15時(練習)/15時〜16時30分(フリーダンスタイム)
活動場所:南篠崎コミュニティセンター
問合せ:岡戸義雄さん
【電話】090-4714-3739
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