令和6年12月補正予算は、予防接種者数の増加への対応や学校給食に係る賄材料費の高騰に対応した経費などを措置した一般会計補正予算(第4号)の他、後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を編成しました。
そのうちの主な内容を紹介します。
■予防接種事業 5,737万7千円
BCGおよび五種混合のワクチン価格が上昇したことや個別勧奨などにより子宮頸がんワクチン接種者数が増加したことから、必要な額を確保し、予防接種費用を助成します。
■給食センター管理運営事業 5,163万3千円
食料品などの価格が上昇し、食材調達に影響が出ている中、物価が当初の想定を上回って高騰していることから、引き続き学校給食費の保護者負担を増やすことなく、質(栄養バランス)や量を確保した学校給食を提供するため、賄材料費に必要な額を増額します。
■民間放課後児童健全育成事業 273万3千円
高柳小放課後児童健全育成室を利用する児童数が増加しており、今後もこの傾向が見込まれる中、令和7年度以降、利用を希望する児童を全て受け入れていくため、国・県の交付金などを活用し、現在の事務室を保育室にするための改修工事を行います。
■がん検診事業 1,564万5千円
乳がん検診の無料化、胃がん検診の内視鏡検査および前立腺がん検診の自己負担額の減額、胃がんリスク検診(ピロリ菌検査)などの対象年齢を拡充するなど、受診率向上対策を講じた結果、受診者数が当初の想定を上回る見込みであることから、必要な額を確保し、検診費用を助成します。
■個人版ふるさと納税促進事業 6,911万5千円
水と緑と文化のまちづくり基金事業 1億3,777万7千円
地域福祉基金積立事業 322万3千円
個人版ふるさと納税の寄付金額が当初の想定を上回る見込みであることから、返礼品などに係る経費を確保するとともに、基金への積立額を増額します。
■介護施設整備促進事業 768万9千円
市内の認知症高齢者グループホームが実施する非常用自家発電設備の整備工事に要する経費が、国の交付金の交付対象となったことから、国からの交付金を当該グループホームに交付します。
問合せ:財政課
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