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自治体の皆さまへ

年頭あいさつ

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埼玉県加須市

■笑うかぞには福来る
あけましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、輝かしい新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

昨年を振り返りますと、国内においては、元日の能登半島地震をはじめ、地震や水害などの自然災害の発生や続く物価高騰など、さまざまな課題を再認識させられた一年でした。
一方で、日本の探査機の月面初着陸や、パリ五輪・パラリンピックでの日本選手団の大活躍など、明るいニュースもたくさんありました。
こうした中、本市におきましては、能登半島へ職員や給水車を派遣する被災者支援、水道基本料金や学校給食費の一時免除などの物価高騰対策に、スピード感を持って取り組みました。
また、加須未来館の宇宙服がテレビ番組の鑑定で高額評価を受けたり、パリ五輪に出場した松山選手や中島選手をはじめ、本市の若者たちが躍動するなどのうれしい出来事もありました。
さらに、市民防災士と地域をつなぐ「加須市防災士連絡会」の設立、児童数の増加に対応した元和小学校の校舎増築の完了、ごみのリサイクル率10年連続全国ベスト5、県による市町村別のがん検診事業の評価において県内第2位、ふるさと納税の急増、長野県中野市との友好都市協定の締結など、これまでの「安全・安心・未来」への取組が、形となって現れてきた一年でもありました。

本年は、総合振興計画の後期基本計画をはじめ、市のさまざまな計画を定める重要な年です。これまでの取組を振り返り、その経験を今後に生かしてまいります。
市民の皆さまの「安全」を守り、「安心」を支える取組にさらに磨きをかけるとともに、希望の「未来」へつながる施策にも注力してまいりたいと考えています。
置かれている環境と与えられている条件の中で、老若男女全ての市民が笑顔で暮らせるまちにするために、合理的な「判断」と問題を先送りしない責任ある「決断」をもって、さまざまな施策や事業をアップデートしながら取り組んでまいります。

本年3月23日、本市は合併15周年を迎えます。
表題の「笑うかぞには福来る」は、この節目を迎えるに当たって、多数の応募の中から決定した本市の新たなキャッチコピーです。
笑顔には、人と人とをつなぎ、地域の絆を深め、「福」を呼び込む力があります。
これからも市民の皆さまの声に耳を傾けながら、笑顔が絶えない加須市を目指してまいります。
結びに、本年が市民の皆さまにとりまして、幸多き素晴らしい年となりますよう心からお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。

市長 角田守良

■令和6年 10大ニュース
1 児童数の増加に対応した元和小学校の増築校舎が完成
元和地区の野中土地区画整理事業区域への転入増加に伴い、元和小学校の校舎を増築し、教育環境の整備を図っています。

2 ごみのリサイクル率が10年連続で県内第1位(全国第5位)
リサイクル推進員を中心とした市民の皆さまの分別のご協力のおかげで、10年連続でリサイクル率が県内第1位(全国第5位)となりました。
※人口10万人以上の市ランキング

3 埼玉県による市町村別のがん検診事業の取組評価、県内第2位
がん検診の啓発や受診勧奨などにより受診率が向上するなどの、本市のがん検診事業の取組が評価され、県内第2位の結果となりました。

4 個人版ふるさと納税急増 県内第7位
ふるさと納税の返礼品の充実などにより、県内第7位の寄付額となりました。寄付額は、令和5年度に3億円を突破し、令和6年度も昨年度を上回る寄付額で推移しています。

5 若者たちがスポーツで躍動 パリ五輪、女子野球、Baseball5など
松山陸選手(競泳)や中島啓太選手(ゴルフ)のパリ五輪出場、埼玉西武ライオンズ・レディースから4人、平成国際大学から1人が女子野球日本代表に選出、市内在住の2選手がBaseball5日本代表に選出されるなど、若者たちが躍動しました。

6 長野県中野市と友好都市協定を締結
7 加須こどもまんなか広場「こ・こ・か・ら」オープン
8 5カ月分の学校給食の無料化を3年連続で実施
9 水道基本料金の全世帯等無料化や絆サポート券の全世帯配布
10 「開運!なんでも鑑定団」で加須未来館のお宝「宇宙服」が高額評価

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