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自治体の皆さまへ

《注目1》北本の魅力を活かしたまちづくり~市長就任にあたって~

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埼玉県北本市 クリエイティブ・コモンズ

北本市長 三宮幸雄(さんぐうゆきお)

この度の市長選挙におきまして、多くの市民の皆様より厳粛なる信託を賜り、引き続き北本市の市長として、重責を担わせていただくことになりました。大変光栄に思うとともに、その重責に身が引き締まる思いでございます。2期目を迎えますが、常に初心を忘れることなく、市民の皆様とともに確固たる信念と行動力を持って、市政運営に取り組んでまいる覚悟でございます。
全国的な課題でもある少子高齢化の進展や人口減少、これに伴う税収減少や社会保障費の増大などは、本市が直面している大きな課題のひとつです。一方で、ポストコロナ時代のニューノーマルは、人々の価値観を大きく変化させています。これまでは、上り列車に乗って大都市で幸せ探しをすることが定番でしたが、これからは、下り列車に乗って「ふるさと」や「魅力的な地方」で自分らしい暮らしを見つける時代に差し掛かっています。
このような社会変化を的確に捉え、「真の豊かさ」を追求していくことが、今後のまちづくりのカギであると考えます。
本市におきましては、都心近郊に位置しながらも、街なかに貴重な緑地空間を残す自然環境の良さが魅力のひとつです。こうした緑に囲まれたゆったりとした街の中で、自分らしい暮らしを実現していただけるよう、市民の皆様のまちへの愛着向上に主眼を置いた取組を進めてきた結果、令和2年度以降は17年ぶりに転入人口が転出人口を上回る「社会増」へ転換しています。
また、ふるさと納税に関する取組が好調で、令和2年度、令和3年度の寄附額は2年連続で県内1位を達成し、令和4年度は前年度より2億円増の約11憶円となりました。この寄附金を活用し、子育て支援をはじめとした未来への投資につながる取組を検討してまいります。
2期目におきましても、地域資源を正しく評価し、ローカルブランドとして高め、活用することで、持続可能なまちづくりを推進してまいります。
市民の皆様には、引き続きご理解並びにお力添えを賜りますよう心よりお願い申し上げ、2期目の就任あいさつとさせていただきます。

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