■子どもから大人まで伝統の響きで一体に
2月18日、文化センターホールで「第二十五回北本市郷土芸能大会~未来へつなごう伝統の響き~」が開催されました。
壇上で市内の郷土芸能保存団体6団体と、久喜市から招いた志(し)ん二(に)祭典保存会がお囃子や獅子舞、剣武等を披露。ひょっとこと獅子舞の滑稽なやり取りに笑いがこぼれ、観客の手拍子に合わせて披露された万作(まんさく)踊りでは会場が一体となりました。また、今回初めての試みとして行われた太鼓体験では、客席から6人が壇上に上がり、原組囃子保存会さんに教わりながら「テン・ツク・テン」の太鼓に挑戦!
全ての演目が終了すると、客席からは「面白かったよ」「ありがとう」と言った声がかけられ、大盛況のうちに幕を閉じました。
■楽しみながら防災を学ぶ
2月23日~25日に、きたもと『四季の恵み』マルシェで「防災フェア」が開催されました。このフェアでは、埼玉県防災学習センター(鴻巣市)から最大震度7を体験できる起震車や煙体験ハウス、防災釣りゲームのブースが登場。起震車で震度7を体験した人は「机にしがみついてまったく動けなかった。改めて地震の怖さを感じた」と話していました。また、これに合わせてキッチンカーの出店や北本市観光大使の美根ゆり香さんによるライブも行われ、楽しみながら防災について考える催しとなりました。
■経験者の話から不登校を考える
2月24日、文化センターで「独りじゃない。不登校からのリカバリーストーリー」が開催。約60人が参加しました。第一部は、不登校を経験した聖学院大学4年生3人がそれぞれの体験を語る座談会を開催。「不登校のときは大人が信用できなかった」「不登校は私の一部。その人自身を見てほしい」と語りました。第二部では、参加者同士で3人の話から感じたことなどを共有・発表。不登校の子を持つ親や相談員など、さまざまな立場の人たちが想いを共有し、悩みを持つ子どもとの関わり方について考えを深めました。
■中丸小5年生が宮古島市の子どもたちとオンライン交流
2月28日、中丸小学校5年生と沖縄県宮古島市立久松(ひさまつ)小学校の5年生によるオンライン交流会が開催されました。中丸小の子どもたちは、北本トマトカレー・鴻巣川幅うどんなどのご当地グルメ、大宮鉄道博物館などの県内の観光スポットを紹介。久松小からは、美(ちゅ)ら海(うみ)水族館や国際通り、沖縄の特産マンゴーや海産物を使った給食、泥だらけになる宮古島の祭り「パーントゥ」などが紹介されました。
質問タイムでは久松小から「どんなクラブ活動がありますか」「こちらの気温は24度です」との声があり、中丸小の子どもたちが画面越しに学校の体操服を見せたり「こちらは5度です」と答えて驚かれる一幕も。最後は、互いに画面の向こうに大きく手を振り「またねー!」と呼びかけていました。
■北小学校児童会が能登半島地震募金活動を行いました
2月6日~9日の4日間に、北小学校児童会が中心となり、能登半島地震募金活動を実施。その結果を教育長へ報告しました。児童会の児童は、「少しでも支援になれば嬉しい」「皆の思いが届くといい」等、募金活動への思いを語っていました。教育長からは、感謝の言葉と賛辞が送られました。集めたお金は日本赤十字社の埼玉県支部を通じて被災地へ届けられました。
■古江良(りょう)さん(東中・当時)が競泳の国際大会で銀メダル獲得!
2月26日~29日に開催された競泳の国際大会「アジアエージグループ水泳選手権」(フィリピン)で、古江良さん(東中3年・当時)が男子800m自由形に出場し、銀メダルを獲得しました。古江さんは、昨年夏に開催された全国中学校水泳競技大会(男子400m自由形)で優勝しており、今回は二度目の国際大会出場で自己ベストを更新してのメダル獲得。古江さんは、「予想以上に良い結果を残せたのでコーチや周りの人に感謝したいです」と語りました。
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