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子どものこころの健康を支えるために

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埼玉県北本市 クリエイティブ・コモンズ

子どもの心身の成長において、こころの健康は非常に大きな要素を占めています。しかし、夏休み明けなど環境が変化する時期に、こころのバランスが崩れてしまうことがあります。子どものこころのSOSサインを見逃さないために必要な視点を紹介します。

■こころのSOSサイン
◇1.行動の変化
子どもの行動の急な変化はこころの問題を示しているかもしれません。
学業成績の急激な低下、孤立といった友人関係の変化、普段楽しんでいた活動に対する興味の喪失、過度な反抗や攻撃的な言動には注意しましょう。

◇2.感情の変化
子どもは自分の感情を言葉で表現するのが難しいことがあります。
過度な不安や緊張、悲しみや絶望感、急な苛立ちや怒り、無気力や疲労感などの感情の変化を見逃さないようにしましょう。

◇3.身体の変化
こころの問題は身体の症状として現れることがあります。
頻繁な頭痛や腹痛といった痛み、過食や拒食といった食欲の変化、体重の急激な変化、過眠や不眠など子どもの様子を観察しましょう。

これらのサインを感じ取ったら、すぐにその意味や理由を問うのではなく、立ち止まって考えてみましょう。
子どもは自分のことを直接言われたり、自分の言動や気持ちを決めつけられたりすると、大きく戸惑い、素直な気持ちや感情を示せなくなることがほとんどです。
どのような言動であっても、批判や決めつけにならないよう「あなたのことを心配している」ということをそっと伝えてあげましょう。

問合せ:健康づくり課母子保健担当
【電話】594-5544

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