市長コラム「価値ある未来を、共に」

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■素晴らしきかな「ボッチャ」
皆さんは「ボッチャ」という競技を知っていますか
赤と青の皮製ボールを交互に投げ、白い目標球にどれだけ近づけられるかを競う競技で、ルールが似ていることから「地上のカーリング」とも呼ばれる「ボッチャ」は重度脳性麻痺や四肢重度機能障害のある方々のためにヨーロッパで考案されたスポーツで、障害によりボールを投げることができなくても、「ランプ」と呼ばれるボールを転がす器具を使い、同伴者と共に参加することができ、パラリンピックの正式種目となっています
試合は個人戦から団体戦まであり、年齢、性別、国籍、そして障害のあるなしにかかわらず、すべての人が一緒に競い合えるスポーツでもあります
私も「ボッチャ」を体験し、その素晴らしさに感動。平成28年の市制施行20周年記念の年からスタートした「障害者屋内スポーツ大会」の種目にも取り入れ、それ以来今日まで「ボッチャ」の普及に力を入れてきました
そうした中、この日は恒例となった「吉川市主催ボッチャ大会」を開催。今回も、老若男女、さまざまな背景を持つ多くの方々が、仲良く、元気に、楽しく参加くださり、真剣な眼差しと笑顔にあふれた素敵な大会となりました
大会にはこれまで、市内企業の方々も参加・応援くださり、そうしたことが障害者就労につながったり、高齢の方々と子供達との交流が始まったり、外国人チームの皆さんが吉川市をさらに深く知るきっかけになったりと、「健康」以外にも「理解・交流・友好」を通しての多様性を認め合う「まちづくり」に「ボッチャ」は大きな役割を果たしてくれています
「ボッチャ」は、9月16日(土)、10月21日(土)、11月25日(土)、12月16日(土)、令和6年1月13日(土)の「GO!スポーツ」で体験できます
ぜひ皆さんも「ボッチャ」の素晴らしさを体験してみてください!

問合せ：政策室
【電話】982・5112【FAX】981・5392