■スポーツ×多様性=?
スポーツにおける「多様性」と聞くと、難しく感じるかもしれませんが、市では、スポーツ推進計画に掲げている目標の一つとして「多様性に応じたスポーツ活動の展開」をテーマに事業を実施しています。
障がいの有無や性別、国籍の違いだけでなく、ライフスタイルや価値観の多様性などに伴い、スポーツを行う目的は多岐に渡ります。誰もがスポーツに親しみ、楽しむことができるよう、次のような事業を展開しています。
○ボッチャ大会
障がいの有無や性別、年齢、国籍の違いなどにかかわらず同じコートでボッチャをプレーします。対戦する組み合わせを障がい者と健常者を分けずに、一緒にプレーをすることで、参加者同士の交流を促し、多様性の理解の促進を図ります。
○違いを楽しむスポーツ教室
市内団体の協力のもと、ロービジョンフットサル体験やクイズ、ゲームなどで、多様性について学ぶ教室を開催しています。専用ゴーグルを着用したロービジョンの視界体験や、障がいの特性に配慮し、誰もが楽しめるようにルールを工夫しながらゲームを行うことで、障がいについての理解を深めるとともに、多様性について学ぶことができます。
○GO!スポーツ
ボッチャや卓球バレーといった障がい者スポーツを始めとしたさまざまな種目を「スポーツを楽しむこと」をモットーに、大人から子どもまで障がいの有無に関係なく、無料で体験できます。
・申込みは、本紙またはPDF版掲載の二次元コードをご利用ください。
「多様性」と聞くとちょっと難しいイメージがあります。でも、イベントや教室に参加して「スポーツ」として体験すると「多様性とは何か」を自然に理解することができるのではないでしょうか。
「スポーツが持つ力」で「多様性あふれる社会」への理解をつなげられるよう、市では、今後もさまざまな事業を展開していきます。
問合せ:スポーツ推進課
【電話】982・6800【FAX】983・1867
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