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自治体の皆さまへ

~あなたの優しさを生かしませんか~介護相談員募集します!!!

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埼玉県吉川市

◆介護相談員とは?
介護保険施設に入所されている方の中には、施設やサービスに対する要望や希望、また疑問や不安を抱えながら生活されている方もいます。そのような利用者の声を聞き、サービス提供者(施設)や行政の間に立って問題解決の手助けをする人が介護相談員です。介護相談員は、介護保険制度の仕組みから高齢者の心身の特性、コミュニケーション技法まで、40時間におよぶ研修を受け、市から任命され活動します。

▼介護サービス相談・地域づくり連絡会より
[1から2週間に1回程度、通常2人1組で訪問]
○サービス提供の場を訪問
施設、訪問サービス利用者の自宅など

○利用者から話を聞く
施設の行事などにも参加し、サービスの現状を把握

○市区町村(事務局)へ報告
介護現場での客観的事実に基づき記録票を作成し、活動報告書を提出

○事業者へ報告・提案
事務局を通じて活動報告書を提出
意見交換を行い、サービス改善を提案
[相談者から匿名の希望がある場合は、個人が特定できないように配慮する]

○利用者・家族への説明
[改善状況を確認する]

◆市の介護相談員の活動
市では、平成12年から介護相談員派遣事業を行っています。現在9人の相談員が八つの施設(特別養護老人ホーム・グループホーム・介護老人保健施設)に、月1回、2から3人で訪問をしています。1回の訪問の報償費は2000円です。利用者との話の中で出た要望や気付いたことを施設に報告し、相談記録票にまとめます。その記録票をもとに、隔月で開催している「介護相談員連絡会」(左写真)で、市・施設・相談員が、意見交換を行い改善に努めます。

◆介護相談員にインタビュー
介護相談員として、平成12年度から20年以上にわたり活躍されている中なか田た氏と横家(よこや)氏にお話を伺いました。
「将来自分たちが入所したくなるような施設にしよう」という思いの元、介護相談員として、初めは10人、四つの施設からのスタートでした。
年に一度東京で開催される介護相談員研修では、全国の相談員と交流ができ、情報交換をするなどして良い機会になりました。
施設利用者さんと接するときには、研修で学んだ知識と視点を持ちながら、人生の先輩として尊敬の意を込めて接しています。コミュニケーションが上手く取れ、信頼関係が出来ると、疑問や不安の解消に向けた支援がしやすくなります。
利用者さんが「相談員の訪問を楽しみにしている」と聞いた時には嬉しかったし、やりがいも感じました。資格は不要です。一番大切なのは優しさと外からの視点。あとはやる気と経験を積むのみです。ぜひ一緒に活動しましょう!

◆施設の方のお話
施設に相談員の皆さんが来ると、利用者が集まっていきます。施設の職員ではなかなかじっくり聞けない話も聞いてくださるので、喜んでいるようです。利用者は月に一度の楽しみとして、翌月までのモチベーションになっているようです。
(特別養護老人ホーム吉川平成園・岡田(おかだ)課長)

◆ご興味を持たれた方へ
4人程度募集します。まずは、連絡会や施設訪問に見学に来ませんか。7月31日(水)までにお気軽にお問合せください。

問合せ:長寿支援課
【電話】982・5118
【FAX】共通

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