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姉妹都市ロングビュー市公式訪問団報告

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埼玉県和光市

10月17日(日)から23日(月)に、和光市の姉妹都市であるアメリカ合衆国ワシントン州ロングビュー市に、市民で結成した公式訪問団11名が訪れました。
ロングビュー市の皆様のご厚意により、市役所、図書館、小学校、大学、歴史博物館等市内施設の見学や、家庭でのホームステイ、ホームビジットなどを体験し、市民同士の交流を深めました。

◆ロングビュー市とは
ロングビュー市は、アメリカ合衆国ワシントン州南西部に位置します。
市の東側にはカウリッツ川、南側にはコロンビア川が流れており、リスなどの野生動物が多く、自然に恵まれています。面積は和光市の約3.5倍、人口は和光市の約2/5ほどです。
和光市とロングビュー市は、平成11年から姉妹都市提携をし、相互に市民海外派遣を行ってきました。

◆訪問者の感想
◇堀 文雄さん(82歳・訪問団長)
ロングビュー市市制施行100周年記念事業の一環として「リスの橋」の除幕式が訪問2日目に催されました。この橋は、白子橋を模して作られ、両市名が記され、両市民の架け橋とも思え感慨深いものがありました。式典には、リスの橋の制作関係者、両市交流会の方々、多くの市民が参加して盛大に行われました。
最も盛り上がったのは、訪問団が清水かつら作詞の「靴が鳴る」を合唱した時で、大きな拍手が起き、感激しました。
終わりに、橋のオーナーとしてサインした際には、交流深化への思いを強くしました。

・リスの橋とは…交通量の多い道路をリスが安全に横断できるようにするために、道路の並木の間に吊り橋があります。ロングビュー市内にはたくさんのリスが生息しており、リスの交通事故に心を痛めた市民が1963年に初めて建設しました。現在9つの橋が市内に設置されています。リスはロングビュー市のシンボルとして大切にされています。

◇丸山 達也さん(24歳)
ロングビュー市公式訪問に際し、カイザーご夫妻のお宅にホームステイさせていただきました。日本では体験できないようなBBQをはじめとするアメリカの食文化やハロウィン装飾、セント・ヘレンズ山へのピクニックなどを経験できました。5日間のホームステイを通して、カイザー家の一員になれた気がします。また、コミュニケーションは分かりやすい英語を用いていただいた一方、自分の気持ちを伝えきれないもどかしさがありました。しかしながら、この経験で少しばかりの自信が付き、今後の人生にとって良い刺激になりました。

◇正木 奏多さん(13歳)
訪問した小学校では、ひと授業おきに20分程の長い休み時間があり、サッカーやバスケで遊んでいました。また、授業中でも教室内の冷蔵庫からリンゴを取って自由に食べていました。ちょうどホストブラザーの誕生日でしたが、祝い方がとても盛大でした。このような自由な雰囲気と活発な環境で過ごし、日本とは異なる文化を体験することができました。そして、日米ともに多くの人と交流ができ、新たな人間関係も生まれました。今後も姉妹都市交流に関わっていきたいです。

問い合わせ:企画人権課 人権文化交流担当
【電話】424-9088

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