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特派員レポート

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埼玉県和光市

◆安全・安心なまちづくりのために大切な地域防災訓練
・まちの見聞特派員 鈴来 洋志

6月25日(日)、和光市内で令和5年度の地域防災訓練が行われました。特派員が訪れた本町小学校では避難所開設訓練、通信訓練及び救援物資受入訓練が行われました。訓練には自治会、学校の職員、市の職員の皆さんのみならず、子ども連れの方の参加も見られました。
訓練では、それぞれの地域から避難所となった本町小学校への避難経路の確認から始まりました。学校に集まった訓練参加者は、まず校庭外れにある防災物品の保管庫から訓練に必要な用具を体育館に運搬しました。体育館の中に「受付」を設置し、「エアトーレ(避難者のプライベート空間を確保する仕切り)」を組み立てました。通信訓練では学校にある通信の端末を確認して、受話器を設置しました。その後、輸送業者が運搬してきた救援物資を受領して、その手続きを確認しました。
最後に、教訓事項について訓練参加者の間で意見交換が行われ、「分かりやすいマニュアルの作成」、「運搬しやすい物品の区分け」などの意見が出されました。さらに、災害が防災の担い手が不在の平日昼に発生することもあり、「児童・生徒との連携が必要」との意見もありました。中川危機管理監も「子どもたちから防災意識を高めていきたい」と述べています。
すぐには改善できない事項もありますが、市民の防災意識を高めて、安全・安心なまちづくりが進んでいってほしいですね。

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