市では、「わこう版ネウボラ」を確立し、こども・子育て施策を推進してきました。その間、コロナ禍の影響により、コミュニティがより一層希薄化したほか、こどもや子育て家庭を取り巻く環境も大きく変容しました。また、育児休業の利用拡大、テレワークの普及など、保護者の働き方も急激に変化しました。そこで、現行の「第2期和光市子ども・子育て支援事業計画」がその計画期間を終了することを受け、こどもの権利を保障し、すべてのこども・若者、子育て当事者がウェルビーイングな状態で生活を送ることができる和光市を目指すために、こども基本法に基づく、「和光市こども計画」(令和7年度~11年度)として策定する予定です。
◆和光市こども計画の範囲
こども基本法、こども大綱より、本計画におけるこどもの範囲も0歳からおおむね30歳未満とします。
また、思春期、青年期の全体を明確にしたい場合には、「若者」を用います。
◆基本理念
こどもが幸せを感じ
地域みんなで幸せを実感できる
「こどもまんなか」和光
こどもが自己肯定感を持ち健やかに育つためには、こどもが今幸せな状態であることが必要です。そのためには、社会全体がこどもを権利の主体として認識し、常にこどもの最善の利益を最優先に考え、こども・若者とともに地域をつくるという文化が必要です。和光市は、「こどもまんなか社会」の実現を基本理念に掲げます。
◆基本目標
今、こどもが地域に参加して楽しいと思える
今、こどもが主体的に健やかに成長できる
今、子育てが楽しいと感じる
今、こどもを支える地域社会がある
1 こども・若者の意見表明・参画
・こども・若者が意見を表明しやすい環境づくり
・地域の中での若者の主体的な参画
・多様な背景をもつこども・若者を受け止める地域づくり
2 こどもを守るセーフティネットの強化・支援
・困難を抱えたこどもへの支援
・こどもを守る地域づくり
3 こどもが健やかに育つ「こどもまんなか」の環境づくり
・こども・若者の居場所づくり
・こどもの自主性と社会性を育む環境づくり
・こどもの心と体を育む健康づくり
4 安心・安全な妊娠・出産・子育て支援の推進~わこう版ネウボラの充実~
・妊娠・出産・子育てを支える切れ目のない伴走型支援の強化
・多様なニーズを有する子育て家庭への支援強化
5 子育て家庭を支える教育・保育サービス等の充実
・自己肯定感を育むこどもの育ちの確保と家庭における子育て力の向上
・多様なニーズに対応した教育・保育サービス等の推進
・教育・保育等の基盤整備(第3期和光市子ども・子育て支援事業計画)
◆パブリック・コメント
こども計画素案に関する意見を募集します。
日時:1月8日(水)~28日(火)
対象:年齢制限なし。市内に在住・在勤・在学者、市内の事業者・法人その他の団体、市に納税義務のある方、この案件に利害関係のある方
◇説明会を開催します(直接会場へ)
日時:1月18日(土)11:00~12:00
場所:総合児童センター『わぴあ』
日時:1月21日(火)11:30~12:30
場所:北子育て世代包括支援センター
日時:1月22日(水)10:45~11:45
場所:南子育て世代包括支援センター
◆こども意見募集(図書館・公民館・児童館(センター)に意見箱を設置します)
小・中・高校生の皆さんがわかりやすいように、こども計画のこども版をつくります。皆さんが自分らしく、楽しく、すこやかに成長することができるように、市はこども計画をつくります。こども版を見て、思ったことや考えたこと、こうなったらいいな、こんな事業いいな、など意見をください!
日時:1月8日(水)~28日(火)
対象:図書館・公民館・児童館(センター)を利用するこども
◇こども意見交換会を開催(直接会場へ)
対象:小・中・高校生
日時:1月18日(土)14:00~15:00
対象:総合児童センター『わぴあ』
日時・場所:
・1月15日(水)15:30~16:30 下新倉児童館
・1月16日(木)15:30~16:30 南児童館
問い合わせ:子ども家庭支援課 子ども施策担当
【E-mail】d1000@city.wako.lg.jp【電話】424-9124
<この記事についてアンケートにご協力ください。>