・中根 久徳
お陰様で諏訪原団地は、まもなく竣工60年を迎えます。
新築当時は慣れない一面もありましたが、周囲のご協力を頂き、今では和光市民の一員として定着させて頂き感謝申し上げます。
諏訪原団地は現在530戸が居住し、自治会活動は、「すわはら文庫」「すわはら祭」「防災訓練」「クリーンオブ和光の参加」「赤十字募金協力」などです。活動から住民コミュニケーションの機会とし、地域協力に活用しています。
ところで、諏訪原団地は、緑豊かな景観が特徴です。特に桜の景色は大変美しく、居住者一同が幸せな気持ちを共有しています。実は、この桜、昭和16年、埼玉病院(当時、陸軍病院)が建てられた時、戦地で負傷し入院した兵隊さんを癒やすために、白子地区の方々が植えられた、との口承があります。今更ですが当時の植えられた方々に感謝を申し上げます。(桜の樹齢は83年が推定でき、延命活動を行なっています)
さて、諏訪原団地の問題は老齢老朽化です。運営担当者の人手不足、施設の老朽、運営に困る将来が予想されます。しかし、住民の共生意識は高く、問題は乗り越えられると考えます。8月、全戸の玄関扉を交換しましたが、一戸も残さずできました。団体行動に協力する住民モラルは高く、問題解決への「大きな力」になると感じました。
諏訪原団地は、これからもコミュニケーションの向上をはかり、近隣自治会とも協調し活動を継続していきたいと考えます。
問い合わせ:和光市自治会連合会事務局
【電話】463-0104
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