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自治体の皆さまへ

10(てん)月10(てん)日は転倒予防の日

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埼玉県坂戸市

■たった一度の転倒で寝たきりになることも。高齢者にとっての転倒の危険性
高齢者が転倒すると、骨折や頭部外傷等の大けがにつながりやすく、転倒が原因で介護が必要な状態になることもあります。
令和元年度国民生活基礎調査によれば、高齢者の介護が必要になった原因は「認知症」、「脳血管疾患」、「高齢による衰弱」と続き、「骨折・転倒」が4番目の多さです。
骨折をした場合は、入院となる高齢者が多く、本市における令和3年後期高齢医療の疾病別入院医療費では、骨折が1位となり増加しています。
(出典:国保データベースシステム 疾病別医療費分析〔細小分類〕)

■本市における平均自立期間と平均余命の差

※1 平均自立期間/「日常生活動作が自立している期間の平均」を示す
※2 平均余命/「0歳時点から何年生きられるか」を示す
(出典:国保データベースシステム 地域の全体像の把握)

■自宅をチェック!転倒の原因を減らしましょう
高齢者の転倒事故の約半数は、住み慣れた自宅で発生しています。家の中を確認し、転倒のリスクを減らす工夫をしましょう。

・床に物を置かない
・コードの配線は歩く動線を避ける
・引っ掛かりやすいカーペットやこたつ布団は使用しない
・段差が大きい場合は踏み台を置く
・1〜2cmの段差はつまずきやすいので、スロープや手すりをつける
・着替えや靴の着脱のため椅子を置く
・滑りやすい靴下やスリッパは使用しない
・足元がよく見えるように照明を利用する
・ベッドを壁に面するように配置し、柵を利用する
・浴室はすべりにくい床材にするか、すべり止めマットを敷く

■適度な運動で、転びにくい身体をつくる
加齢に伴い身体機能が低下し、筋力やバランス能力、柔軟性が衰え、転倒のリスクが高まります。日ごろから身体を動かし、身体機能の維持に努めましょう。

◇さかどお達者体操を始めてみませんか
さかどお達者体操は、手や足につけた重りを上げ下げする簡単な体操で、体力に自信がない方や、運動経験が少ない方でも取り組みやすい体操です。
グループに参加したい、新しく自主グループを立ち上げたい場合は、お住いの地域包括支援センター又は高齢者福祉課へお問合せください。

◇年齢とともに筋力や心身の活力が低下する「フレイル」予防について専門職がお話します
保健師や歯科衛生士が地域の集まり等に出向き、フレイルチェックやフレイル予防の講話を実施します。
希望する方は、高齢者福祉課へお問合せください。

問合せ:高齢者福祉課
【電話】内線436

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