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市民記者レポート 第27回

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埼玉県坂戸市

市民記者 飯田康夫(みちお)

■《ごみ出し指南役に聞く》ルールを守る 生ごみは水を切って
◇年の瀬には多くのごみが出る ごみ出しの生活の知恵発揮を
師走を迎えたこの時期、家庭に限らず、あらゆるところで大掃除が始まり、ごみの山に埋もれ、どう処分するか悩みます。ここはごみ出しの生活の知恵を学び、発揮したいものです。
日常生活を送る中で、ごみゼロが望ましいのですが、毎日のようにごみに接し、ごみ収集にお世話にならない日はあり得ません。

◇カレンダー等をしっかり活用 ルール無視は住環境を脅かす
そこで、毎日ごみの山に挑んでいる市の職員から、ごみ出しの知恵を教えてもらうこととしました。
ごみ出し上手になるコツは、ごみ出しのルールを守り、ごみ減量への強い意識と行動を心掛けることです。
ルールを守るための第一歩は、「家庭ごみ・資源物収集カレンダー」を活用し、ごみ出しのルールを守ることです。
しかし、このルールを無視したごみ出しが時に目立つといわれます。それらのごみから悪臭やカラスが食い荒らして飛散するなど居住環境を悪くするケースがあります。居住環境を守るため、お互い気をつけたいものです。
また、各家庭に配付されている「資源とごみの分別マニュアル」を一読してください。ざっと目を通すだけでも、ごみ出しの問題解決へ、力強い手引書になっています。

◇排出量は全国平均より少ない ごみ減量へ市民の意識は高い
ところで、1人1日当りのごみ排出量を環境省の調べ(令和3年度)からみますと、全国平均では890gですが、坂戸市では754gでした。昨年度は737gにまで減少、ごみ出し優等生の部類に入ります。市民の皆さんのごみ減量への努力・協力が実っていると言えましょう。

◇家電製品の捨て方に要注意 施設が火災に遭わないよう
分別で気をつけたいのが、充電ができる家電製品を燃やさないごみに捨てないことです。内蔵されているリチウムイオン電池などの充電池が原因で、収集車や清掃センターが火災に遭ってしまいます。

◇資源プラ、PETでの間違い プラ製品は、燃やさないごみ
ところで質問です。プラスチック製のおもちゃを廃棄するとき、あなたは、プラの袋(黄)に入れて出されますか。それは間違いです。正解は燃やさないごみ(青)なのです。
プラやPETで、よくある間違いは、マニュアル5ページのよくある間違いを一読して下さい。目からウロコです。
最後に、上手なごみ出しは、ルールを守ることに加え、生ごみを捨てる時に、全体の80%を占める水分をしっかり水切りすることが大切です。

問合せ:広報広聴課
【電話】内線165

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