「人権」とは、人が人らしく生きていくための権利で、誰からも侵されることのない基本的な権利です。しかし、私たちの周りには、様々な人権問題が存在しています。一人一人が人権尊重の意識を高め、周りの人の人権に十分配慮した行動をしていくことが大切です。県では、12月4日~10日を「人権尊重社会をめざす県民運動強調週間」と定め、集中的に啓発活動を実施しています。
■令和5年度 人権標語優秀作品
※詳細は本紙P.8をご覧ください。
■同和問題(部落差別)
日本社会の歴史的過程で形づくられた身分差別に由来するもので、今なお、日常生活でいろいろな差別を受けるなど、我が国固有の人権問題です。
同和地区(被差別部落)に生まれ育ったということなどを理由とした不合理な偏見で、交際を避けたり、結婚をとりやめたりすることは差別であり、基本的人権の侵害に関わる重大な人権問題です。
私たち一人一人が、同和問題を正しく理解し、自分自身の問題として考え、差別を許さない強い意志を持つことが大切です。
◆~部落差別解消推進法・埼玉県条例~
現在もなお部落差別が存在している状況を踏まえ、部落差別のない社会を実現することを目的に、平成28年12月に「部落差別の解消の推進に関する法律」が施行されました。
また、県では令和4年7月に「埼玉県部落差別の解消の推進に関する条例」が施行されました。
■インターネットにおける人権侵害
パソコンやスマートフォン等の普及により、生活が便利になる一方で、誹謗(ひぼう)中傷や差別を助長する表現の掲載など、インターネットにおける人権侵害が深刻化しています。
モラルとマナーを守ってインターネットを利用しましょう。
■考えよう 拉致問題
◆12月10日~16日は北朝鮮人権侵害問題啓発週間
北朝鮮による拉致問題の解決には、「拉致は許さない」という市民一人一人の声が力になります。この啓発週間を機に拉致問題による人権侵害への意識を高めましょう。
問合せ:福祉総務課
【電話】内線406
■一人で悩まないでご相談ください
◆市の人権相談
相談日:主に毎月第2月曜日
相談時間:9時~16時
◆法務省の人権相談
◇1 みんなの人権110番
受付時間:平日 8時30分~17時15分
【電話】0570-003-110
◇2 こどもの人権110番
受付時間:平日 8時30分~17時15分
※通話料無料
【電話】0120-007-110
◇3 女性の人権ホットライン
受付時間:平日 8時30分~17時15分
【電話】0570-070-810
◇4 インターネット人権相談受付窓口
SOS-eメール
【HP】https://www.jinken.go.jp/
・大人はこちら
・子どもはこちら
※二次元コードは本紙P.8をご覧ください。
24時間受付
◇5 外国語人権相談ダイヤル
Foreign-language Human Rights Hotline
受付時間:平日 9時~17時
【電話】0570-090-911
問合せ:人権推進課
【電話】内線233
問合せ:人権推進課
【電話】内線233
<この記事についてアンケートにご協力ください。>