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保護司ってどんな人?

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埼玉県坂戸市

保護司とは、犯罪者等の立ち直りを地域で支えるボランティアで、市内で15人の保護司が活動しています。現在、保護司のなり手を探しています。

■保護司のシゴトQ and A
保護司はそれぞれに配属された地区の保護司会に所属し、各種研修や啓発など、組織的な活動を行っています。

Q1.保護司って、どんな活動?
▽保護観察
罪を犯した人又は非行をした少年と面接を行い、更生のための指導や生活の助言、就労の手助けをします。
▽生活環境の調整
刑務所や少年院に入っている人が社会復帰できるよう、釈放後の居住地の調査や、引受先との話し合い等をします。
▽啓発活動
薬物乱用防止等についての研修の開催など、地域における犯罪や非行を防止する活動を行います。

Q2.保護司になる条件はありますか?
生活が安定していて、健康であることなどが条件です。初めての方は、66歳以下が条件として追加されます。
特別な資格は必要無く、自営業、主婦など様々な経歴の方が、それぞれの経験を活かして保護司として活動しています。また。女性の保護司も年々増加しています。

Q3.罪を犯した人の相手は大変ではないですか
現在活動している保護司の多くが、初めの頃は様々な不安を抱えていました。しかし、支援は保護司だけで行うのではなく、必ず国の職員である保護観察官と役割分担しながら行います。保護観察官から様々なアドバイスを受け、先輩保護司のサポートを受けることもできますので、安心して活動することができます。

Q4.保護司活動の費用はどうなりますか?
保護司に給与は支給されず、無給のボランティアです。とはいえ、保護司活動には所要の経費がかかります。そのため、実際にか
かった経費(活動実費)は一定の基準により支給されます。

○保護司について最新情報を発信中!
・法務省保護局Twitter
・法務省保護局Instagram
・「あなたは、ひとりじゃない。」法務省×吉本興業YouTube ※動画が流れます
※二次元コードは本紙P.7をご覧ください。

▼[第73回 社会を明るくする運動]犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ
犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、安全で安心な地域社会を築くための全国的な運動です。
市では、強調月間である7月に、保護司の皆さんが市内中学校を訪問し、啓発品を配布するなど、様々な活動を行っています。

▼愛の募金活動
坂戸地区更生保護女性会※では、更生保護の活動に役立てるため、毎年7月に募金活動を行います。
・更生保護施設への支援
・健全な子育てのための「愛の図書」の贈呈
・犯罪被害者への支援
令和4年度には、872,930円の募金が集まり、市内の保育園、子育て支援センターに図書購入費「愛の図書費」を贈呈しました。
※更生保護女性会とは、女性の立場から、地域における犯罪予防や子どもたちの健全育成のための子育て支援活動などを行うボランティア団体です。(全国で約13万3千人、市では82人)

問合せ:福祉総務課
【電話】内線412

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