感染症とこころのケア

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新型コロナウイルスによる環境の変化は、気づかないうちに、体とこころのストレスの要因になります。ストレスに負けないように、体とこころのケアを始めましょう。

●新型コロナ後遺症
新型コロナに感染した後、療養期間終了後に症状が慢性化したり新たに出現することがあります。

〈新型コロナの後遺症が疑われる症状〉
・倦怠(けんたい)感
・脱毛
・咳・息苦しさ
・気分の落ち込み
・嗅覚・味覚障害

▽新型コロナ後遺症外来
後遺症を疑う症状があった場合は、診療できる医療機関を検索して受診しましょう。
県の医療機関一覧

●生活様式の変化とこころのケア
新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後、日常生活、仕事、学業、余暇の過ごし方等の生活様式が変化した方が多いと思います。
こうした変化に伴い、生活リズムや対人関係にも影響が生じてきます。
生活の変化は体とこころのストレスとなりやすいです。

▽ストレスチェック「こころの体温計」
まずはセルフチェックをしてみましょう。

◆こころを元気にする4つのヒント
出典：埼玉県「こころを元気にする方法」

1 体の疲れを癒やす
まずは、身体の疲れを癒やしましょう。
食べること、寝ることは人間にとって不可欠な活動で、セルフケアの基本です。

2 自分のストレスサインを知る
自分がストレス状態になったときの症状を知ることは、早めの対策につながります。自分なりの特徴を把握しましょう。
・疲労などの身体的な症状
・イライラするなどの感情の変化
・ミスが増えるなどの行動の変化

3 呼吸法
落ち着ける環境で数回繰り返しましょう。

[スタート!]椅子に座って背筋を伸ばす
↓
腹筋に力を入れて口から息を吐く[10秒で吐く!]
↓
吐ききったら腹筋をゆるめる
↓
自然に鼻から息が入る[5秒で吸う!]

4 自分を褒める・見方を変える
自分を褒めるために、「私の長所リスト」を書き、壁などに貼って時々見ます。日常生活の「見方」を変えることも重要です。
「うまくできなかった」→「ほかは大体うまく行った」
「誰も私を分かってくれない」→「少しでも分かってくれる人がいればいい」

◆ひとりで抱えず相談を!
体の調子が悪かったり、気持ちがずっと晴れなかったりする場合は、周囲の人に相談しましょう。身近な人に相談しにくいときは、公
的な相談機関を利用しましょう。

市ホームページ　こころのSOS
※二次元コードは本紙P.4をご覧ください。

問合せ：市民健康センター
【電話】049・284・1621