■新年おめでとうございます
◇誰もが輝く宮代町に
宮代町長
新井 康之
あけましておめでとうございます。町民の皆さんには清々しい新年をお迎えのことと、お慶び申しあげます。
さて、昨年は5月に新型コロナウイルス感染症が第5類感染症に位置付けられ、今までの日常が戻ってきた一年となりました。いろいろな場で町民の皆さんにお会いし、お話する機会が格段に増えました。
また、各地区、自治会の行事も徐々に再開されています。コロナ禍による中断を乗り越えて実施した苦労話を、その時々にお聞きするにつれ、皆さんの町や地域に対する愛着の深さに心を打たれる日々でした。
昨年は4月に町内循環バスの時刻表や機能をリニューアルし、また、はじめての事業としてみやしろ芸術祭を開催、須賀小学校地域拠点施設については基本構想を策定するなど、町の長期計画である第5次総合計画に位置付けた事業を着実に前に進めることができました。そして4年連続で埼玉県の健康長寿優秀市町村表彰を受賞しました。どれも皆、町民の皆さんに声をいただき、そして参加いただき実施してきたものばかりです。
私は令和6年が飛躍の年となるよう、引き続き町政運営に全力を尽くしてまいります。町民の皆さんとともに、誰もが輝くことができる宮代町にしていきたいと考えていますので、どうか宜しくお願い申し上げます。
◇想いがかたちになる宮代町へ
宮代町議会議長
合川 泰治
あけましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、清々しく輝かしい新春をお迎えのことと、お慶びを申し上げます。
さて、本年2月には宮代町議会議員選挙が行われます。そうしたことから、町村議会を取り巻く環境について少しご紹介をさせていただきます。全国の町村数は926(町743、村183)あり、それだけ議会があるわけですが、近年、町村議会の抱える大きな課題の一つとして〝議員のなり手不足〟の問題があります。
宮代町に目を向けてみますと、いまだ無投票ということはありませんでしたが、直近3回の町議選の投票率は平成24年53.42%、平成28年48.64%、令和2年43.98%と低下傾向にあります。その要因としては、主に「政治への関心の低下」、「若者の選挙離れ」ということが全国的にも言われています。こうしたことは地方自治体、そして民主主義にとって憂慮すべきことであると感じています。いずれにせよ、議会での議論がしっかり行われることは大事なことだと考えますので、投票にはぜひ足を運んでいただき、貴重な一票を投じてください。
皆さまには、ご自愛をいただき、みのり多き年となりますことを心からお祈り申し上げ、新春のごあいさつとさせていただきます。
■2023年 1年の主な出来事
・4月 笠原小学校ふじ第2児童クラブ開設
・4月 町内循環バスがリニューアル
・8月 宮代町民まつり2日間開催
・9月 須賀小学校地域拠点施設整備シンポジウム、ワークショップ開催(〜12月)(1)
・10月 越生町との災害時における相互物資輸送訓練(2)
・11月 みやしろ芸術祭開催(3)
・11月 4年連続健康長寿優秀市町村表彰
(1)新しい須賀小学校and地域拠点を考える話合いは4か月にわたって開催されました。
(2)地域防災訓練では、越生町から支援物資が届けられました。
(3)みやしろ芸術祭開催
「ストリートピアノが登場」
みやしろ芸術祭が11月に開催されました。
参加する人たちが気軽にアートの楽しさや感動を共有できる場をつくろうと企画された、はじめての事業です。音楽や舞踊の発表、美術作品の展示に加えて、アート作品の制作ワークショップも開催されました。11月4日、5日には役場前のスキップ広場にストリートピアノが登場。延べ140組以上の方が演奏し、アートな広場に変身しました。
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