年齢を重ねると、舌や唇の筋肉が衰え、唾液の分泌も減ることで、食べこぼし、むせ、味がわかりにくい、口臭、声が出しにくいなどのトラブルが増えます。また、歯を失うと、しっかり噛むことができなくなります。このような口の働きが衰えた状態を「オーラルフレイル」とよびます。
オーラルフレイルの方は、要介護認定や死亡のリスクが約2倍高いという研究結果もありますので、早めの対策をしましょう。
■お口の状態をチェックしよう
・歯ぐきとの境目の歯が減っている
・歯が黒ずんでいるなど、変色している
・歯に白っぽい歯垢がついている
・ぐらぐらする歯がある
・赤くはれたり、ブヨブヨしているところがある
・歯みがきのときや朝起きたときに血が出る
・入れ歯を持っているが、食事の時に使っていない
・日中、口が乾く
・就寝時に口が乾く
・薄味が感じない(いつもの味と違う)ことがある
・食べ物が口に残りやすい
・飲食物でむせることが増えた
・薬が飲み込みにくい
・飲み込みの問題が原因で外食をためらう
・一口量が少なくなってきた
■お口の健康教室のご案内
オーラルフレイルに備えて歯科衛生士による少人数指導が受けられる「お口の健康教室」で、ブラッシングや嚥下の指導を受けませんか。
上記のチェックリストで2つ以上該当する方は受講できます。
日時:1月9日(木)、2月6日(木)13時〜14時30分
場所:進修館食堂
定員:2名
費用:300円
申込み:12月26日(木)までに電話
申込み・問合せ:高齢者支援担当(1階6番窓口)
【電話】34・1111 内線384
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