特集 みんなで考えよう!災害に備える(2)

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■自分たちの地域を守るために(共助)
◆和戸町内防災会
和戸町内防災会では電気やガスなどのライフラインがストップした場合に備えて、防災拠点となる和戸宿集会所に発電機を常備するなどしています。今回はその一部を拝見しました。
和戸町内防災会
会長　青柳さん

◇防災に関心をもって
防災会会長の青柳さんは、「防災会も高齢化が進み、若い世代の方にいかに参加してもらうかが課題となっている」と話します。
新型コロナの影響で子ども会や各イベントが縮小し、地域のつながりを育む機会も少なくなりました。地域の方々には、ぜひ防災に関心をもって地域のつながりを作ってもらいたいと、気持ちがこもります。「毎年行う地区の防災訓練は入念に計画しており、有意義なものとなっています。ぜひ足を運んでほしい」と呼びかけます。

◆辰新田自主防災会
辰新田自主防災会は、日本工業大学と連携して防災訓練を行っているほか、定期的な防災研修会を開催しています。今回は、防災研修会の会場で会長の木村さんにお話を伺いました。
辰新田自主防災会
会長　木村さん

◇地域のつながりを大事にしたい
木村さんは、令和6年度から自主防災会長に就任しました。かつての恩師から受けた「誠実と勤労」という言葉を胸に、「勤労の中に喜びがあると思うので防災会長も一生懸命やりたい」と力が入ります。
木村さんは、防災会長に就任してから地域の方々と挨拶をかわすことが以前より多くなったと感じています。「地域のつながりなしでは地域防災は成り立ちません。地域のみなさんには防災訓練などにぜひ参加してほしいです」と話します。

大災害では、公助の手がすぐには届かないことがあります。そんなとき、地域の住民による助け合いが大切な命を守ります。自分にできることから考えてみませんか?

問合せ：危機管理担当(2階16番窓口)
【電話】34・1111　内線279