令和4年度の町の各会計の決算が、町議会9月定例会で認定されました。皆さんから納めていただいた税金等がどのように使われたのか、町の決算状況についてお知らせします。
■一般会計
一般会計は、私たちの暮らしに欠かすことのできない福祉や教育、防災、生活環境などに係るお金の収支です。
▽歳入のポイント
歳入は137億5,179万9千円で、前年度に比べて4億2,910万5千円(前年度比3.2%増)増加しました。町の主要な財源である町税について、町民税や固定資産税などすべてにおいて増収となり、町税全体で2億6,221万2千円の増(前年度比5.3%増)となりました。国庫支出金は価格高騰緊急支援給付金給付事業費補助金などが増加しましたが、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費などの補助金が大きく減少したことなどから、4億4,668万円の減(前年度比16.9%減)となりました。
町債は寄居駅前拠点整備事業や寄居駅周辺街路整備事業の完了により、6,921万9千円の減(前年度比10.1%減)となりました。
▽歳出のポイント
歳出は129億4,800万8千円で、前年度に比べて7億5,629万1千円(前年度比6.2%増)増加しました。そのうち住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金に係る事業費は、2億8,751万3千円(前年度比皆増)となりました。そのほか、主な事業については次のとおりです。
▽歳出 主な事業
↓民生費(1.9%減)
障害者自立支援給付事業 10億6,859万円
大里広域市町村圏組合負担金 5億4,661万円
保育委託事業5億 3,442万円
↑衛生費(7.3%増)
大里広域市町村圏組合負担金 3億5,723万円
し尿処理事務費 2億4,724万5千円
新型インフルエンザ等対策事業 2億2,071万2千円
↑総務費(10.5%増)
電子計算システム管理運営事業 1億9,013万円
庁舎維持管理事業 7,423万6千円
町税賦課事務事業 6,344万8千円
↑教育費(7.9%増)
小・中学校費 4億9,698万円
給食施設費 1億5,408万4千円
社会教育総務費 1億5,265万3千円
↑土木費(3.1%増)
街路整備事業 2億8,191万7千円
道路改良事業 1億6,131万2千円
↑公債費(2.1%増)
元金償還金 8億3,612万1千円
利子償還金 2,763万5千円
町民1人当たり403,289円が使われました。
※令和5年3月31日現在の人口32,106人で算出
■特別会計
一般会計から分離して別に収支経理を行う会計
■企業会計
独立採算制を採る事業の会計
問合せ:財務課
【電話】581-2121(内線321)
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