■年間 約10,000トン
皆さんからご指摘いただく課題の一つに「ごみの出し方」の問題があります。収集日でない日にごみを出す、きちんと分別されていない、指定場所以外の方がごみを捨てていく…など各地区の皆さんが、かねてよりとても苦労されています。
寄居町では年間約1万トンのごみが出されています。ごみは(1)燃えるごみ(生ごみ、紙類、プラスチック類など)(2)不燃ごみ・資源(カン類、ビン類、ペットボトル、小型家電)(3)不燃ごみ・その他(アルミ製品、自転車、マットレスなど)(4)資源物(新聞紙、雑誌類、雑がみ、段ボールなど)(5)可燃粗大ごみ(たんす、引き出し、ふとんなど)(6)有害ごみ(乾電池、蛍光管、鏡など)の6種類に分けて出す決まりになっています。
寄居町では、ごみの処理費用として、年間約3億5千万円かかっています。ごみの減量により費用を10%削減できたら、単純計算ですが約3500万円の経費削減になります。毎年約3500万円あれば、子育て、教育、福祉、道路整備、地域コミュニティ活動など、さまざまな分野の充実を図ることができます。さらに、燃やすことで出るCO²の削減にも貢献し、分別することで資源の再利用にもつながります。始めは少し手間に思うかもしれませんが、慣れてしまえば当たり前になります。
地球にやさしく、地域の負担を減らし、経済にも町民生活にもプラスとなる「ごみの分別と出し方」。
「ごみ」の中から資源と財源を生み出しましょう。
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