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自治体の皆さまへ

突風について知ろう!!~危険から身を守るために~

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埼玉県寄居町

令和4年6月から7月にかけて、寄居町と深谷市を襲った突風を覚えていますか?
気象庁の現地調査の結果、この現象はダウンバーストまたはガストフロントの可能性が高いと判断され、突風の強さは風速およそ35m/秒で、倒木や屋根・窓ガラスの破損、物置の倒壊などの被害をもたらしました。
夏は、特に積乱雲が発達しやすい時期です。竜巻などから身を守るために、積乱雲から発生する激しい突風について知っておきましょう。
■積乱雲から発生する突風の種類
▽竜巻
積乱雲に伴う強い上昇気流により発生する激しい渦巻きです。多くの場合、漏斗(ろうと)状または柱状の雲を伴います。
▽ダウンバースト
積乱雲から吹き降ろす下降気流が、地表に衝突して水平に吹き出す激しい空気の流れです。
▽ガストフロント
積乱雲の下で形成された冷たい(重い)空気の塊が、その重みにより温かい(軽い)空気のそばに流れ出すことによって発生します。

■気象庁から発表される情報
竜巻などの激しい突風が予想される場合には、突風が発生する可能性に応じて段階的に気象情報を発表します。状況により対応を強化していくなど、情報を有効活用して身を守りましょう。
▽気象情報
半日~1日前に「竜巻などの激しい突風のおそれ」と明記して注意を呼びかけます。
▽雷注意報
数時間前に、雷注意報でも「竜巻」と明記して特段の注意を呼びかけます。
▽竜巻注意情報
今まさに、竜巻等が発生しやすい気象状況となった段階で竜巻注意情報を発表します。
▽竜巻発生確度ナウキャスト
10km四方の領域ごとに竜巻等の発生しやすさの解析結果を提供する情報です。
■激しい突風に直面したら
竜巻等の突風に対しては、身の安全を確保することが何よりも重要です。大規模イベントや高所作業など、避難に時間がかかる状況では早めの避難を心掛けてください。
屋外にいるとき:
・周囲の空が急に暗くなる、雷鳴が聞こえるなど、積乱雲が近づく兆候が確認された場合には、頑丈な建物内の「風が吹き込まない場所」に避難してください。
・屋外で避難場所がない場合には、頭と首を守りながら伏せましょう。ただし、電柱や塀などは倒壊する危険があるので近づかないようにしましょう。
屋内にいるとき:
・自宅では、1階の「窓のない部屋」に避難しましょう。
・雨戸やカーテンを閉め、窓から離れてください。
・少しでも安全な場所に避難し、自分の身を守りましょう。

問合せ:自治防災課
【電話】581-2121(内線372・373)

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