町では『寄居町手話言語条例』を制定しました。この条例は、手話が言語であることを理解し、地域が一体となって手話を使いやすい環境をつくり、耳が聞こえない・聞こえにくい人も、そうでない人も、お互いの人格と個性を尊重し合える社会の実現を目指す条例です。誰もが安心して暮らすことができる地域社会を目指し、施策を推進していきます。
条例の制定に当たり、寄居町聴覚障害者協会や寄居町手話サークル「元気会」の皆さんにご協力をいただきました。
■手話ってどんなものがあるの?日常生活で使える簡単な手話をご紹介します。
「こんにちは」 顔を時計に見立て、人差し指と中指を眉間に当てながら、少し頭を下げます。
「ありがとう」 手の甲に他方の手を直角に乗せ、その手を上げながら頭を下げます。
「おつかれさま」 片手で握りこぶしをつくり、反対の腕の手首周辺を軽くトントンと2回たたきます。
■寄居町聴覚障害者協会とは?
寄居町聴覚障害者協会は令和4年6月に設立された団体です。日常生活を安心して暮らせるよう、各障害者団体やボランティア団体と連携・情報交換し手話言語を通して共生社会の実現、いきいき暮らせる環境を目標として活動しています。令和6年度から、手話教室も開催しますので、ぜひご参加ください。
■寄居町手話サークル「元気会」とは?
手話を通じて、聴覚障害者への理解と社会福祉の向上を目指し、日常生活での交流を通じて、聴覚障害者が社会参加しやすいよう協力しているサークルです。主な活動は、手話技術向上を目的とした、サークル活動や学習会の開催。町内小学校に赴き、福祉教育への協力を行っています。
■ご参加ください!手話教室
「手話に興味はあるけれど、始めるきっかけがない」、「なんとなく難しそう」という方に向けて、聴覚障害者協会による手話教室が開催されます。
日時:10月22日~令和7年1月28日
毎週火曜日 午後7時~8時30分
場所:中央公民館
申し込み:寄居町聴覚障害者協会【電話・FAX】048-584-6734
※受付時間は午後6時~9時
問合せ:福祉課
【電話】581-2121(内線121)
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