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【特集】TDU東京電機大学×寄居町(2)

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埼玉県寄居町

■成果発表
各グループのまちデザインをご紹介します。(1)課題 (2)提案の概要

▽グループA 暮らしと資源を結ぶ~新たな中央通り~
(1)駅前の中央通りが整備され、Yotteco(ヨッテコ)を拠点とした賑にぎわいが生まれ始めたが、市街地全体への活性化には至っていない。
(2)玉淀河原と中央通りを生かし、町の自然と暮らしぶりが見えるようにするデザイン。正喜橋の袂たもとから玉淀河原へアクセスできるようにし、利便性を高め、河原でのアクティビティによる集客および魅力発信を行う。

▽グループB 寄ったりゆったり集まったりYOTTARI(よったり)
(1)町に拠点が少なく、滞在できる場所が少ない。
(2)サイクルツーリングに適した町の環境を生かすためのデザイン。サイクリストと町民が集う新たな拠点づくりに加え、移動手段にレンタサイクルを提案。市街地を周遊しやすくし、活性化を図る。

▽グループC 町のアートを広げる玉淀館
(1)荒川の美しい景観を望むことができる玉淀館が活用されていない。
(2)町民にも広く認知されている玉淀館に着目。玉淀館をリニューアルし、アートを通した交流の場として活用。玉淀の美しい景観を守り、アートという新しい文化を取り入れたデザイン。

▽グループD 寄居町商店街の新たな可能性
(1)バイパスの開通に伴い商店街への交通量が減少し、店舗の郊外化が進み、商店街の空洞化や空き店舗が増加している。
(2)市街地の商店街の景観を残しながら、空き家・空き店舗を活用するデザイン。店舗内を見やすく、開放的な軒先に改修。店舗ごとの特徴を生かしつつ、統一感のある商店街で集客を図る。

▽グループE 橋上美術館~寄居町の新たなインフラとして~
(1)来訪者に町の魅力を伝える目的地がなく、通過点となっている。
(2)人の往来のある寄居駅に美術館を合築することで、観光客が町を目的地として訪れるようにする。また、町の特徴が伝わる展示を行い、魅力の発信や市街地への回遊を促進する。

■まちづくりの「タネ」を果実へ
町では、中心市街地活性化事業完了後、新たな寄居町へ生まれ変わる絶好のタイミングに、官学連携という貴重な機会をいただきました。
このプロジェクトをきっかけに、さまざまな視点からの意見を取り入れ、まちづくりに関する議論が進み、さらなる活性化につながることを期待しています。
学生がまいた“タネ”を育て、大きな果実とするため、今後も継続して、プロジェクトを通じた交流、協働を実践していきます。

問合せ:プロモーション戦略課
【電話】581-2121(内線432)

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