■70歳の節目へ
「皆様こんにちは。『寄居町』でございます。昭和30年2月11日生まれ、本年をもって69歳となります」
もし『寄居町』が自己紹介をしたら、こんな始め方をするかもしれません。
終戦後10年を経て、時代の要請に応じ1町4カ村の合併によってスタートした我がふるさと。平成の合併により多の市町村が形を変える中で、昭和~平成~令和と3つの時代を駆け抜け、今なお、住民自治に支えられ、誇り高く、力強く自立し70歳を迎えようとしております。
69年前の寄居町と現在を比較してみますと、人口では当時が約2万7000人、現在が約3万2000人、平均年齢は当時が約28歳、現在が約48歳、町の年間予算は当時が約5900万円、現在が約130億円です。人口で5000人増、平均年齢では20年延び、年間予算に至っては220倍になっています。ちなみに、現在の寄居町、埼玉県内の23町村では人口で6位、財政力指数で4位です。
数字上の変化はありますが、変わらないのは美しい風景と安らかな時の流れ。そして、ふるさとに対する私たちの思い。
誕生から70年を迎えようとする今、寄居町も大きな視点に立っての第2創業期を迎えております。70歳をひとつの節目として、次の時代を力強く拓(ひら)いてゆく寄居町を皆様と共に創ってまいります。
“情熱が すべての扉を 押し開ける”
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