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ふるさとづくり大賞 地方自治体表彰受賞~中心市街地活性化の取り組み~

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埼玉県寄居町

令和4年度にハード事業が完了した中心市街地活性化事業。整備完了後、間もなく1年を迎えます。昨年4月末に供用開始した寄居駅南口駅前拠点は、多くの方に活用いただいています。特に拠点施設Yotteco(ヨッテコ)は、町の新たな顔として、イベントはもちろん、日常の町民が集う場、来訪者を迎える場、交流する場、学習する場として、多くの方々にご利用いただき、新たな賑にぎわいが生まれています。

■ふるさとづくり大賞とは
ふるさとづくり大賞は、ふるさとづくりへの情熱や想いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図るため、全国の団体、個人を表彰するもので、昭和58年度から毎年実施されています。
令和5年度の地方自治体表彰は全国で3自治体が受賞しました。寄居町は、長年の懸案であった都市計画道路中央通り線、Yottecoなど、寄居駅南口周辺の整備や官民連携による新たな賑わい創出などの取り組みと、今後の発展性が評価され受賞となりました。

■寄居駅南口周辺の現在
寄居駅南口のリニューアルから10カ月。中心市街地活性化事業の核として誕生し、寄居の新たな顔として定着しつつあるYotteco。建物を囲むスロープと屋上の展望デッキなど、斬新なデザインが目を引き、町の観光、賑わい創出の拠点として、来訪者を出迎えます。Yottecoには、観光案内、移住定住相談、喫茶コーナー、物販コーナー、多目的スペース、待合スペースなどがあり、町の魅力を発信・PRする場として、まちなかへの人の流れを生み出しています。また、地域の憩いの場所として、日常的に利用していただくことはもちろん、さまざまなイベントなどに活用されています。気軽にお立ち寄りいただき、利用される方がそれぞれの楽しみ方を見つけてみてください。

■受賞を糧に今後の展開へ
平成30年度から5カ年をかけて実施した寄居町の中心市街地活性化事業。全国の町村として初めての事業ということもあり、試行錯誤を繰り返し、まちなかの賑わい創出に取り組んできました。
ハード事業が完了し、一区切りがつきましたが、継続的な魅力あるまちづくりには、ハード事業以上に、今後のソフト事業の展開が重要となります。このため、供用開始一年目から、大小さまざまなイベント等を開催し、官民の連携を図ってきました。また「寄居町賑わい創出事業補助金」制度を創設し、民間主導の事業やイベントが開催しやすい環境づくりにも取り組んでいます。
このような中で、Yottecoの2023年度グッドデザイン賞受賞に続き、ふるさとづくり大賞で地方自治体表彰を受けたことは、今後の寄居町のまちづくりにとっても大きな意義を持つものです。中心市街地活性化事業の先進地として、今後も関係者の皆さんと協力し、官民連携による賑わいの創出を目指し、まちづくりを行っていきます。

■令和5年度ふるさとづくり大賞受賞者(団体のみ抜粋)
※詳しくは本紙7ページをご覧ください。

問合せ:総合政策課
【電話】581-2121(内線462)

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