町では、身近な河川の水質状況を知っていただくとともに、今後の生活排水処理対策事業に反映させることを目的に、主要河川の実態調査を行っています。この調査は、寄居町内の27河川30地点を毎年1回、10地点ずつ調査するもので、令和5年度は西部地区、桜沢地区、用土地区を調査しました。河川を汚さないために、食べ残しや油汚れ、毛髪などはそのまま排水溝に流さずに取り除き、可燃ごみとして処分するなど、生活排水の水質改善へのご協力をお願いします。
■実態調査結果(採取日:令和6年1月24日)
※BOD:水質の汚濁状況を示す代表的な指数です。BODは水中の有機物が微生物によって分解されるときに消費される酸素の量を示し、数値が大きくなるほど汚濁していることを表します。
※BOD濃度が2.5未満で「きれい」、2.5~5.0で「ややきたない」、5.1~10.0で「きたない」、10.1以上で「極めてきたない」水質状態となります。
▽浄化槽の維持管理をお忘れなく
浄化槽の適正な維持管理を行わないと、浄化槽がもつ本来の機能が発揮できず、生活排水が処理されないまま放流され、河川の水質悪化につながります。
浄化槽の点検や調整等を行う「保守点検」、浄化槽内に生じた汚泥などの引抜きや調整、機器類の洗浄を行う「清掃」、および浄化槽の機能診断を行う「法定検査」の3つの維持管理を行っていただきますようお願いします。
また、水質悪化を防ぐためにも、単独処理浄化槽、くみ取り便槽を使用しているご家庭は、公共下水道、農業集落排水への接続や、合併処理浄化槽への切り替えをお願いします。
問合せ:生活環境エコタウン課
【電話】581-2121(内線223・224)
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