町では、町内を流れる一級河川である槻川、兜川、市野川における水質の汚濁状況の調査を行っています。
全ての地点の年間平均値は、環境基準値を下回っています。一部の検査実施日において、環境基準を若干上回っていますが、特に影響のない結果となりました。
pH(水素イオン濃度)、BOD(生物化学的酸素要求量)、SS(浮遊物質量)の数値は次のとおりです。
調査河川:槻 川
(1)渡戸前(腰越地内)
(2)館川合流点下流(腰越地内)
(3)矢岸橋上流(腰越地内)
(4)萬世橋上流(青山地内)
(5)日の出橋上流(増尾地内)
(6)柳町橋上流(下里地内)
調査河川:兜川
(7)北川橋上流(小川地内)
(8)上八幡橋上流(角山地内)
調査河川:市野川
(9)新川合流点上流(下横田地内)
pH:水(溶液)の酸性、アルカリ性を示すもので、pH7が中性、これより数値が小さくなるほど酸性が強く、大きくなるほどアルカリ性が強くなる。基準値6.5~8.5
BOD:水質汚濁の程度を示すもので、有機物などが微生物によって酸化、分解されるときに消費する酸素の量を表すもの。数値が大きいほど汚濁しているということ。基準値3以下
SS:水に溶けずに浮遊している粒径2mm以下の物質を示すもので、水質の汚濁状況を示す指標のひとつである。水質汚染の原因とされ、魚のエラについて死なせたり、光の透過を害して植物の光合成に影響を及ぼしたりします。基準値25以下
問合せ:環境農林課 環境保全担当
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