消費生活相談

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■冠婚葬祭互助会の契約・解約トラブルに注意
▽事例1
加入中の冠婚葬祭互助会サービスを利用せずに解約を申し出たら、高額な手数料がかかることがわかった。契約時に説明がなく納得できない。

▽事例2
積立て済みの互助会費の48万円以内で葬儀ができると思っていたが、葬儀後に100万円以上請求された。請求書には複数のオプションが追加されていた。

▽事例3
葬儀の打ち合わせの際、「今加入すれば、追加料金なしで生花等も豪華になる」と言われ契約した。葬儀後に説明もよく聞かず契約したと思ったので、解約したい。

▽アドバイス
冠婚葬祭互助会は月掛金を積み立て、冠婚葬祭のサービス費用の一部にあて、負担を軽くする仕組みです。月掛金は式場や斎場の建設費や維持費、備品費などにもあてられます。

(消費者へのアドバイス)
1.　冠婚葬祭互助会の積立てには利息は付きません。また、利用せずに解約する場合は原則、解約手数料がかかります。将来的なサービスの契約ですので、加入の必要性を十分検討し、契約内容や解約条件をよく確認しましょう。
2.　互助会会員であっても、追加費用(返礼品代等)がかかる場合があります。参列者数で費用が増減する項目は特に注意して、見積りをよく確認しましょう。
3.　特に葬儀は、近親者との死別の悲しみを抱えたまま限られた時間の中で葬儀の準備をするため、冷静に対応することが難しい状況です。葬儀の打ち合わせは、可能な限り親族や第三者が同席するなど複数で行いましょう。
4.　葬儀の打ち合わせ時に互助会の会員契約をした場合は、訪問販売に該当し、クーリング・オフできる場合もあります。

困った時には、お近くの消費生活センター等にご相談ください。
消費生活センターへのお電話は、消費者ホットライン「188」へお掛けください。

相談日：火～金曜日　午前10時～午後4時(祝を除く)
場所：役場1階　消費生活センター

問合せ：役場1階　消費生活センター
【電話】内線353・354