1小川町における国民健康保険の被保険者数は、団塊の世代層の方の後期高齢者医療への移行や、適用拡大による社会保険への移行により、年々減少傾向です。
一人当たり医療費は、加入者の高齢化や医療の高度化などから増加しています。
◆国保の被保険者数と一人当たり医療費(1か月相当額)の推移
(関連グラフ)
2小川町の国保の財政は、加入者数の減少による国保税の減収により厳しい運営となっています。
国保税の不足分は、国民健康保険特別会計財政調整基金を活用し、加入者の皆さんの負担が大きくならないよう税率を据え置いています。
そのため、国保の基金の残高は年々減少しており、枯渇すると見込まれます。
埼玉県では、第3期国民健康保険運営方針を策定し、市町村ごとに異なる保険税水準の統一を図るため、課題を整理し、必要な取り組みを進めていくこととしました。
市町村においては、この県の方針に基づき、保険税水準の統一に向けて、段階的に取り組みを進めることが必要とされます。
◆国保税の収入と基金の残高の推移
(関連グラフ)
問合せ:町民課 国民健康保険担当
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