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自治体の皆さまへ

日々是 地域おこし協力隊 活動報告 VOL.6

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埼玉県小鹿野町

◇掛川
8月17日(木)に「無農薬野菜の農地整備、夏野菜収穫体験(小鹿野町)」と題して、環境活動・地域貢献活動プロジェクト(西武鉄道×秩父エリア)を現地受け入れ側の代表者として実施させていただきました。都内などから48名の方にご参加いただき、夏野菜の収穫と微生物をはじめ昆虫や雑草など生物の大切さを体験していただきました。主催の西武トラベルをはじめ、実施メンバー(町民の方、横瀬町協力隊など)に加え、多くの方々(くつろぎ農園、秩父地域おもてなし観光公社、小鹿野町役場など)から惜しみないサポートをいただき、何とか無事に開催できました。本当にありがとうございました。

◇金子
刈っても刈っても草が生えてきます。悪い事ばかりではなく、雨が少ない時には、草が土を覆って保湿してくれているようですが、巣箱の周りは作業の邪魔になるので、スッキリさせました。暑さもそろそろ落ち着くといいのですが。もう少しの辛抱です。

◇佐々木
伊豆沢圃場で初収穫した山椒粉の試供品が秩父じばさん商店で限定発売されることになりました。小鹿野町に移住してようやく山椒の栽培が実を結びつつあります。

◇等々力
【小鹿野の自生ワサビ(3)】
ヒトがワサビを利用するようになったのは、もちろん日本が最初です。かなり古いことが推察されますが、考古学的には7世紀後半と考えられる奈良・飛鳥京跡苑池から出土した「委佐俾(わさび)三升」と書かれた木簡が最初です(写真)。以降、『播磨国風土記』(8世紀初)、『養老律令』(718年)、『延喜式』(927年)にも税としてワサビが納められていた記載があり、その後も現代まで記録が途切れません。日本におけるワサビ利用の重要性がうかがわれます。先月お伝えした山根先生のチームによると、日本の自生のワサビの系統は6集団に分かれていました。自生か本州からの持ち込みか意見が分かれていた北海道産のワサビは、それだけで一つの系統であることがわかり、北海道のワサビも自生であることが確定しました。ちなみに、北海道で
販売されている「山わさび」という名の作物は、セイヨウワサビ属のホースラディッシュであり、ワサビとはまったく別の植物です。さらに面白いことに、形態がかなり異なるワサビとユリワサビは、DNAとしては区別がつかず、「同じ種」としてとらえられそうなことも解ったのです。(写真:金印わさびWebサイト)(続く)

◇宇佐川
「おがの発・大人の学校」の活動ですが、今年度は、「みんなの学校in公民館」の活動に加えて、出張活動として、町内の様々なイベント等にも出展させていただいています。8月には、小鹿野シルクロード商店街で開催された「七夕フェスティバル」にて、他の地域おこし協力隊の方々や、小鹿野町役場若手プロジェクトチームの皆さんと共に出展をさせていただきました。モルック部による『モルック体験会』、エヴァンさんによる『ボードゲームの世界を楽しもう』などの企画ブースが展開されました。『モルック体験会』では、小・中学生から、ご家族連れの方、ご高齢の方まで、世代幅広くお越しいただき、生涯スポーツである「モルック」を楽しんでいただくことができました。

〈地域おこし協力隊とは?〉
地域おこし協力隊は、地方公共団体が都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図ることを目的とした取組です。隊員は地方公共団体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。
国の制度を根拠とし、地方公共団体が地域おこし協力隊を委嘱、報償費等を支払い、国は特別交付税により、その経費等を財政支援します。
※地域おこし協力隊の制度の詳細は、総務省ホームページをご覧ください。

地域おこし協力隊「小鹿野町地域おこし協力隊」の活動はFacebookで!
※詳しくは本紙をご覧ください。

問合せ:
・総合政策課
【電話】75-1238
・産業振興課
【電話】75-5061
・クライミングパーク神怡舘
【電話】26-7805
・まちづくり観光課
【電話】75-5060
・地域商社推進室
【電話】72-8080
・生涯学習課
【電話】75-0063

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